135万円から! ダイハツ新型「ムーヴ」発表! 歴代初「両側スライドドア」採用で“めちゃ便利”! ターボ搭載の「RS」&“新色”も登場の「軽ワゴン」とは?
7代目となるダイハツ新型「ムーヴ」が発表されました。スライドドアを初採用することが大きなトピックスですが、一体どのようなモデルになったのでしょうか。
スライドドア装着の軽乗用車で最廉価を実現!
ダイハツは2025年6月5日、軽ハイトワゴン「ムーヴ」をフルモデルチェンジし、7代目モデルを発表・発売しました。
初代ムーヴは1995年に登場。軽ハイトワゴンというマーケットを確立したダイハツの基幹モデルで、累計販売台数は340万台を超えるなど、幅広いユーザーから支持されています。

今回登場した新型ムーヴで最も注目されるのは、歴代初となるスライドドアの採用です。
これまでのヒンジドアを廃止し、乗り降り性能に優れたスライドドアを装着する背景には、「タント」や他社の軽スーパーハイトワゴンの台頭があり、スライドドアを備えた軽乗用車の販売比率が約5割に上ることが挙げられます。
ユーザーのニーズがスライドドアに移り変わるなか、今回、新型ムーヴに初めて搭載されることになりました。
グレードは、「L」「X」「G」「RS」の4つで、全グレードに両側スライドドアを標準装備。X/Gは左側、RSは両側がパワースライドドアとなり、荷物で両手が塞がった状態でも快適な乗り降りを実現しました。
また、タッチ&ゴーロック機能やウェルカムオープン機能、スライドドアイージークローザーも備わります。
新型ムーヴは、機能とスタイルを両立させた質感高いデザインに一新されました。
外観は、軽快で今にも走り出しそうな躍動感を表現したスタイリングに、大胆かつ先進的なフロントフェイスを組み合わせ、凛々しく端正な印象を演出。初代から受け継がれてきた縦型リアコンビネーションランプを新型でも採用しています。
ボディカラーは、新型ムーヴの形状を際立たせる新色「グレースブラウンクリスタルマイカ」を含む13色が用意されました。
内装は、上品で落ち着いた色合いや素材で“仕立ての良さ”を表現し、毎日を快適に過ごせる居心地の良い空間を実現。
上級の「RS」「G」グレードではシルバーステッチ付きのネイビー表皮、シルバー塗装やメッキ加飾によりさらに魅力的な上質空間を演出します。
使い勝手の良い収納エリアも新型ムーヴの特徴のひとつとなっており、運転席、助手席を中心に手の届く範囲に使い勝手のよい収納アイテムを配置。
デッキボードの下にはラゲージアンダーボックスを設定し、ボードを開けたままフックで固定すれば背の高い荷物の積載も可能です(2WDのみ)。
快適なドライブをサポートする機能として、電動パーキングブレーキや運転席・助手席シートヒーターなどを採用。
オーディオは9インチと6.8インチの2種類のディスプレイオーディオを用意し、ワイヤレス充電機能など多彩なオプションが用意されました。
新型ムーヴは「DNGA」プラットフォームを用いることで高い基本性能を実現しています。さらに、ムーヴ専用のチューニングによりきびきびした軽快な走りを可能としました。
パワートレインは、660cc直列3気筒の自然吸気エンジン(L/X/G)と同ターボエンジン(RS)を搭載しました。いずれのグレードも2WD(FF)と4WDが選択可能です。
特にスポーティな上級モデルとして新たに設定されるRSグレードにはD-CVTを搭載。余裕のある力強い加速性能を実現したほか、ステップシフトによってリズミカルなエンジン音の変化がリニアな加速感を演出します。
加えて、15インチタイヤと高性能ショックアブソーバーを採用し、トップモデルらしいさらに上質な乗り心地と高い操縦安定性を確保しました。
プラットフォームとパワートレインのDNGA化や、エンジン制御が改良されたことにより、燃費性能は従来から約10%向上した22.6km/Lを達成しています(WLTCモード・NAモデル)。
安全面では、最新の予防安全機能「スマートアシスト」を搭載。安心快適なドライブを支援するほか、急アクセル時加速制御システムやブラインドスポットモニターといった後付けも可能なディーラーオプションが設定され、安心・安全なドライブをサポートします。
※ ※ ※
新型ムーヴの価格(消費税込)は、135万8500円から202万4000円です。
135万円からという設定は、スライドドアを備えた軽乗用車では最廉価となっています。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。