1リッターで28km走る!? スバル新「“最小”SUV」まもなく登場! 100万円台&30年ぶり復活だった「レックス」の新たな高性能モデルとは
スバルのコンパクトクロスオーバーSUVモデル「レックス」ですが、近々改良モデルが登場予定とされています。果たしてどのようなモデルなのでしょうか。
1リッターで28km走る!? 高性能モデル登場へ
スバルのコンパクトクロスオーバーSUVモデルとして2022年11月にラインナップに加わった「レックス」ですが、近々改良モデルが登場予定とされています。

往年の軽自動車に与えられていた名前をおよそ30年ぶりに復活させて登場した現行型のレックスは、5ナンバーサイズのボディを持つコンパクトなクロスオーバーSUVに生まれ変わりました。
このレックスはダイハツからリリースされている「ロッキー」のOEMモデルで、トヨタ「ライズ」と共に3兄弟の関係となっているもの。ただしライズは専用のエクステリアデザインを採用しており、レックスはロッキーと共通するデザインをまとっています。
そんなレックスは、登場と同じタイミングで発表となった現行型「インプレッサ」が全車2リッターエンジンを搭載することとなって上級移行がなされたため、その穴を埋める新たなスバルの普通車エントリーモデルとして投入されており、現在のスバルの普通車ラインナップの中で唯一、100万円台の価格が付けられた最安価モデルとなっています。
そんなこともあってか、現行型のレックスは上級グレードの「Z」とエントリーグレードの「G」の2グレード構成で、パワートレインも1.2リッターのNA(自然吸気)エンジンとCVTの組み合わせで前輪駆動のみと、ロッキーに用意されている1.2リッターハイブリッドや1リッターターボの4WDモデルなどはラインナップされていませんでした。
ただ今回の改良で新たに「HYBRID Z」と「HYBRID G」の2グレードが追加されることが明らかとなっています。
このハイブリッドは「e-SMART HYBRID」と呼ばれるもので、エンジンで発電し、100%モーターで走行するシステムを採用。さらに「スマートペダル(S-PDL)」の採用で、アクセルの踏み戻しだけで加減速を快適に行える走行モードも用意されています。
現時点では新たなレックスの詳細なスペックは明らかとなっていませんが、現在販売中のロッキーハイブリッドモデルのWLTCモード燃費は28.0km/Lとなっていることから、レックスハイブリッドが正式に登場するとスバルのラインナップの中で最も低燃費なモデルとなる可能性も高いでしょう。
すでに一部ディーラーでは先行注文を受け付けているようなので、まもなくの登場となることは確実。気になる人はスバルディーラーに足を運んでみてはいかがでしょうか。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。













































