トヨタ「“新”クラウン」発売! 全長5mの迫力ボディ&“匠仕上げ塗装“の「“高級FRセダン”」がスゴい!? 特別すぎる「Z “THE LIMITED-MATTE METAL”」のスゴさとは
トヨタは5月22日にクラウンセダンをベースとした特別仕様車「Z“THE LIMITED-MATTE METAL”」を発表。一体どのようなクルマなのでしょうか。
特別なカラーリングの「Z “THE LIMITED-MATTE METAL”」とは
トヨタは5月22日にクラウンセダンをベースとした特別仕様車「Z“THE LIMITED-MATTE METAL”」を発表しました。
この特別仕様車は一体どのようなクルマなのでしょうか。

トヨタの高級車として知られる「クラウン」シリーズは、初代モデルが1955年に登場。2025年に70周年を迎えています。
現行モデルは2022年から発売された16代目で、従来のセダンに加え、「クロスオーバー」「スポーツ」「エステート」といったSUVモデルもラインナップされています。
このうちクラウンセダンは16代目となるクラウンシリーズの中で唯一、従来モデルと同じFRレイアウトを持つ4ドアセダンで、2023年11月に発売されました。
パワートレインはトヨタ車としては初となる「マルチステージハイブリッドシステム」を採用した2.5リッターハイブリッド(HEV)と、水素燃料電池専用車「MIRAI(ミライ)」と同じ燃料電池車(FCEV)の2種類が用意されています。
今回の特別仕様車「Z“THE LIMITED-MATTE METAL”」は、全国に6店舗が存在するクラウン専門店「THE CROWN」専用商品として、特別な世界観を表現した内外装を持っている点が大きな特徴です。
専用の外装とは、匠の技術で薄膜かつ均一に仕上げ、マットの外観に影響を与えることなく、持久力のある防汚性・汚れ除去性を実現した「特殊表面処理(TMコート)」を採用した「マットメタル」というボディカラーとなっています。
また足元を飾る20インチアルミホイールはマットブラック塗装が施され、マットメタルのボディカラーに非常にマッチした組み合わせとなっている点も特徴です。
そしてインテリアには特別内装色の「ブラックラスター」を設定し、インストルメントパネル・センターコンソール・ドアトリム部分の杢目調パネルをブラック化。
さらにディンプル加工(すべり止め)を施したステアリングホイールとシフトノブが与えられ、インストルメントパネルに「THE LIMITED-MATTE METAL」専用のレーザー加飾が刻印されているほか、「Z“THE LIMITED-MATTE METAL”」専用のクラウン専用キー・マニュアルケースも付属します。
この特別仕様車「Z“THE LIMITED-MATTE METAL”」はHEV・FCEVどちらのパワートレイン両方に設定され、ハイブリッドが810万円、燃料電池車が910万円となっており、ベース車よりも80万円プラスです。
しかし唯一無二のボディカラーである「マットメタル」のカラー代も含まれていると考えれば、決して高くないと言えるかもしれません。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。