ホンダ“幻のレジャーバイク”「ブルドッグ」に反響! “パイプフレーム&斬新タンク”に「ルックスがまじ好み!」の声! ユーザーが“思い巡らせる”ゴツかわいい「コンセプトバイク」が話題に
ホンダは、2015年に開催された「第31回大阪モーターサイクルショー」にて、「ブルドッグ」というコンセプトバイクを出展しました。このバイクについて、現在さまざまな反響が出ています。
ホンダ「ブルドッグ」に反響あり!
ホンダは、2015年に開催された「第31回大阪モーターサイクルショー」にて、「ブルドッグ」というコンセプトバイクを出展しました。
このバイクの概要と、現在出ている反響を紹介します。

ブルドッグは、ホンダが開発したレジャーバイク。
モーターサイクルを使った楽しいレジャーの世界を提案するモデルであり、「愛すべき旅の相棒」を開発テーマとして、従来のレジャーモデルの枠を超えた自由な発想により、アウトドアライフで楽しく活躍するイメージを具現化したバイクでした。
特徴としては、15インチサイズのワイドタイヤと低重心フォルムが730mmの低いシート高を実現し、良好な足着き性を誇っていたことが挙げられます。
デザインは、たくましさの中にも愛嬌を感じられるスタイルとし、ライダーのみならず、普段モーターサイクルに乗らない人も思わず笑顔になるような魅力を持っていました。
さらに、キャンプツーリングなどに対応したキャリアを採用。燃料タンクの横には小物が収納できるスペースを装備し、スタイリングのアクセントにもなっています。
パワートレインは、400cc水冷4ストローク直列2気筒DOHCエンジンを搭載。6速トランスミッションと組み合わせた同エンジンは、力強く扱いやすい出力特性により、市街地から郊外までの幅広いシチュエーションで軽快な走りを楽しむことが可能です。
このような特徴を持つブルドッグに対し、現在さまざまな反響が出ています。
まず見られるのが、「参考出品車だけどいいな!これ!」「ルックスがまじ好み!」という、称賛する声。
約10年前のコンセプトバイクでありながら、現代のユーザーの目から見ても古臭さは感じさせず、魅力的に映っているようです。
次に見られるのが、「2015年ってことはGROMの上位機種として出す予定だったのかな?」「このバイクがあったからレブルが生まれたのだと思っています。レブル500は、ブルドッグの生まれ変わり」という声。
GROM(グロム)は2013年に発売されたホンダの125ccバイクで、ブルドッグが出展された時期にも販売されていたことから、そのような捉え方もできるかもしれません。
レブル500は2017年に発売されたホンダのクルーザーバイクであり、確かにデザインとしてはブルドッグに似ている部分もあることから、上記のユーザーのような結論に至っても不思議ではないでしょう。
さらに見られるのが、「かつてのモトラの再来みたいな。新規格原付で出して欲しい!」という声。
モトラは1982年から1987年までホンダが販売していた原付バイクであり、こちらも言われてみれば、モトラを現代風にアレンジしたのがブルドッグだ、という捉え方もできそうなデザインをしています。
現在は125cc以下で、最高出力4.0kW以下のバイクであれば原付免許で運転できるようになっていることから、その条件に適合する形で市販化してくれないか、と考えるユーザーの意見でした。
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モーターサイクルを使った楽しいレジャーの世界を提案するモデルとして誕生した、ブルドッグ。
反響を見ると、ブルドッグは市販化こそされていないものの、それぞれのユーザーがそれぞれの車種を例に出して、過去のバイクの再来か、あるいは当時のバイクの上位機種だったのではないか、それとも後に生まれたバイクの元になっているのではないか、などと思いを巡らせています。
答えはホンダの開発者のみ知るところで、このように乗ることはできなくても想像を膨らませる楽しみかたができるのも、コンセプトバイクの面白さの1つといえるでしょう。
Writer: パワーボム
関西大学社会学部卒業後、某CS放送局運営のメディアにてライターとしてのキャリアをスタート。自動車ブログの立ち上げから携わり、主にトヨタ車やレクサス車、キャンピングカーを中心に取材記事を多数執筆する。






































