2025年5月17日から18日にかけて行われたキャンピングカーイベント「FIELDSTYLE JAPAN 2025」で、Bratは日産「NV200バネット」を米国風にしたカスタムカーを展示しました。

　中古車販売店「ガリバー」の運営などを行う自動車グループ「IDOM」。同グループにて、SUVを中心にしたアウトドアユースのカスタムコンプリートカー販売を行っているのがBratです。

　ベースになっているのは、2009年5月に発売した日産の「NV200バネット」。キャブオーバーバン「バネット」の後継としてデビューし、日産の小型バンとして長きにわたり展開されています。

　ボディサイズは全長4400～4410mm×全幅1695mm×全高1850～1885mm、ホイールベースは2725mm。取り回しやすい小型（4・5ナンバー）規格におさまるコンパクトサイズとなります。

　車内は、長さ1900mm×幅1500mm×高さ1315～1365mmとかなり広々とした空間に仕上げられています。1列2人乗りから3列7人乗りのミニバンタイプまで幅広いラインナップがあります。

　パワートレインには最大113馬力、最大トルク15.3kgf-mを出力する水冷直列4気筒エンジンとCVTを組み合わせています。駆動方式は4WDです。

　そんなNV200バネットをBratが改造。米国で展開している同モデルを意識し、よりタフな印象に作り替えています。ルーフにはラックも据え付けられています。

　また、ボディーカラーにはフェラーリの純正カラーである「グリジオメディオ」を使用。また足元では、車高を高めたほかマッドテレーンタイヤを装着、SUVのような印象となっています。

　内装には「Clazzio」のシートカバーなどを使用。ヴィンテージな雰囲気に仕上げました。

　パーツ価格は158万7814円（税込・工賃は別途必要）。車両価格は展示車で239万8000円となっています。