トヨタ新型「C-HR」発表! 338馬力×4WDの「スポーティモデル」も登場!全長4.5m級ボディ&斬新「ツルツル顔」採用の新モデル米に登場
トヨタのアメリカ法人は2025年5月14日、フル電動の新型コンパクトSUV「C-HR」を現地向けに発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
338馬力の高性能C-HR!
トヨタのアメリカ法人は2025年5月14日、フル電動の新型コンパクトSUV「C-HR」を現地向けに発表しました。

C-HRは、全長4.3〜4.5m程度のC-SUVセグメントの世界戦略車として2016年にデビュー。初代は日本でも販売されていましたが、2023年に登場した新型(2代目)は海外専売モデルとなっています。
新型C-HRは現在、ハイブリッド車(HEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)が欧州市場を中心に展開されているほか、2025年後半をめどにバッテリー電気自動車(BEV)の「C-HR+」という全く別のモデルの導入が予定されています。
今回アメリカで発表されたC-HRは、このCH-R+と同様のBEVとなります。ボディサイズは全長4520mm×全幅1870mm×全高1620mm、ホイールベース2750mm。クーペのように傾斜したルーフとワイドなスタンスによって、スポーティな個性を演出しています。
インテリアは14インチの大型モニターとフローティングセンターコンソールが目をひきます。2つのワイヤレス充電器を備えるなど、デジタル世代にふさわしい快適性と上質感を提供します。
ラゲッジ容量は最大約720L(後席格納時)を確保し、日常使いからレジャーまで幅広い用途に対応します。
パワートレインはフロントとリアそれぞれにeアクスル(EV用駆動モジュール)を搭載する4WDで、システム最高出力338馬力を発生します。
0-60mph加速は約5秒。ステアリングのパドルシフトにより、回生ブレーキの強さを4段階で調整でき、ワンペダル感覚の減速から滑走感のあるコースティング走行まで好みに応じて選べます。
バッテリー容量は74.7kWh。航続距離はメーカー公表値で290マイル(約468km)。充電はNACS対応のDC急速チャージにより80%までの充電を約30分で完了します。ケーブルを挿すだけで認証から決済まで自動化されるPlug & Charge機能にも対応し、充電ストレスを大幅に軽減します。
さらにバッテリー予熱機能やヒートポンプ式空調を装備し、寒冷地における性能低下を最小限に抑えます。
グレード構成は「SE」と上級仕様の「XSE」の2種類。現地でのデリバリー開始は2026年になる見通しです。
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