トヨタ新型「カローラ“クロス”」公開! “レクサス顔”に顔面刷新&斬新「大口顔」の「スポーティモデル」追加! 大刷新の「コンパクトSUV」豪州に登場

トヨタのオーストラリア法人は2025年5月8日、SUV「カローラ クロス」の新たなマイナーチェンジモデルを、同年後半に発売すると発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

新型カローラクロス登場!

 トヨタのオーストラリア法人は2025年5月8日、SUV「カローラ クロス」の新たなマイナーチェンジモデルを、同年後半に発売すると発表しました。

大口顔のGRSも登場!
大口顔のGRSも登場!

 カローラ クロスは、グローバルベストセラーモデル「カローラ」シリーズ初のSUVとして2020年にタイでデビュー。以降、日本や欧州などにも展開され、世界各国で都市型SUVとして人気を集めています。

 オーストラリア仕様のパワートレインは2.0リッターハイブリッドで、駆動方式はFWD(前輪駆動)と4WDが設定されています。

 今回発表されたマイナーチェンジモデルでは、内外装デザインを刷新するとともに、スポーティ志向の新グレード「GRスポーツ」を追加。走りの楽しさを重視するユーザーも含め、より幅広い層に訴求する構成となっています。

 エクステリアでは、冷却性能を高めたハニカムパターンの新フロントグリルや、シャープな光源デザインを採用したヘッドライトにより、先進性と存在感が強調されています。このハニカムグリルが、「レクサスのようだ」とSNSなどでは話題です。

 ボディカラーのバリエーションも見直され、新たに「マッシブグレー」「アッシュ スレート」「フィーバリッシュレッド」などが追加されました。さらにルーフをブラック塗装したツートーンも選択できるようになります。

 インテリアでは、センターコンソールのデザインを一新。操作性と質感を両立したレイアウトとなっており、インパネとの一体感を意識した構成がキャビン全体に上質な印象を与えています。

 GRスポーツ専用装備としては、スクエア形状の開口部を持つ専用バンパーや、19インチの専用ホイールを採用。サスペンションやパワーステアリングの設定も専用にチューニングされ、スポーティなハンドリングと安定感を実現しています。

 GRスポーツのインテリアはブラック基調で、シートやステアリングにレッドステッチが施されているなど、ドライバーの気分を高める要素が随所に盛り込まれています。

 マイナーチェンジモデルの販売は2025年後半に開始予定で、価格やグレード構成などの詳細は、発売時期が近づき次第、段階的に公表される見通しです。

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Writer: 近藤 英嗣

新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。

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