フルフェイス? ジェット? タイプもいろいろ バイク用ヘルメットの選び方<後編>
バイク用ヘルメットには種類がたくさんあることは解った。では、どうやって選べば良いのでしょうか? 世界で最も信頼が厚い、日本が誇るヘルメットメーカー「アライヘルメット」にお伺いしました!
ヘルメットの安全性の証明とは?
バイク用のヘルメットには種類がたくさんあることを前回お伝えしましたが、実際にライダーはどうやってヘルメットを選んでいるのでしょう?
これは、バイク乗りにとっても、そこそこ悩ましい事柄だったりもするのですが、今回は、日本を代表する老舗のヘルメットメーカー「アライヘルメット」の広報担当 上さんに、ヘルメットの基本的な選び方を教えていただきました。
「まず、ヘルメット選びの基本となるのは、バイク用ヘルメットの一番の役割“頭を護る(まもる)”為のヘルメットの規格をしっかりと取得しているかどうかです。国内で定められているPSCやSG規格を、アライヘルメットではほとんどの製品で獲得しています。世界で一番厳しいとされる任意の規格、スネル(SNELL)規格(ヘルメットの安全性能を試験する規格)などが通っているかを、購入時に確認して頂くのが良いかと思います」
ヘルメットは安全性を確保するため、公道走行用のヘルメットに規格が定められており、その規格を通ったシールが貼られているヘルメットでないと販売出来ないことになっています。
シールがないということは、公道走行用としての規格が通っていないということになるので、“日本の公道を走る際の安全性が保証されていない”商品、ということになります。ヘルメットを選ぶときには、しっかりとチェックしたいところです。
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