【5月1日発表】 ガソリン価格が2週連続で下落! 全国平均は184.5円に… 今後は「補助金制度」の強化で“175円”まで下がる見通しも!
2025年4月28日時点のレギュラーガソリン価格はどうなったのでしょうか。エネルギー庁の最新発表から、全国平均や地域差、今後の見通しまで詳しく見ていきます。
レギュラーガソリン2週連続の下落
資源エネルギー庁が2025年4月28日時点における「ガソリン等の全国平均価格」を発表しました。
レギュラーガソリンの全国平均価格は1リットルあたり184.5円で、前週の185.1円から0.6円の値下がりとなりました。
これにより2週連続の下落となり、価格の上昇傾向はいったん落ち着いたかたちです。
都道府県別に見ると、最も高かったのは鹿児島県の193.7円、次いで高知県(193.5円)や長野県(191.2円)も高水準でした。
一方、最も安かったのは愛知県の179.0円で、埼玉県(179.3円)や山口県(179.4円)がそれに続きます。こうした地域間で最大15円近い差が生じており、輸送コストや流通事情、地域の競争状況などが影響していると考えられます。
特にゴールデンウィーク中は、観光地周辺や高速道路沿いのガソリンスタンドで価格が高めに設定される傾向もあるため、遠出を予定している方は事前の給油や現地価格のチェックをおすすめします。

政府は2025年5月22日から補助金制度を段階的に再強化する方針を示しており、1回あたりの補助幅は最大5円程度になる見通しです。
現行の市場価格が維持されれば、7月初旬には1リットルあたり約10円の値下げが実現し、ガソリン価格はロシアのウクライナ侵攻直後の2022年水準(175円台)まで下がる可能性もあります。
ただし、原油市場の影響を受けやすいガソリン価格は常に変動しており、10円の引き下げが予定通り進むかどうかは今後の国際情勢にも左右されます。なお、この新たな補助制度の終了時期については現時点で明らかにされていません。
次回の価格調査は5月12日(月)時点で行われ、発表は5月14日(水)の予定です。
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