トヨタ新「“最大級”ミニバン」公開! 全長5m越えの「エスティマ後継機」! ビッグなボディ&斬新「大口顔」の“7人乗りモデル”「シエナ」中国に登場
トヨタの中国法人は「上海モーターショー(会期2025年4月23日〜5月2日)」で、大型ミニバン「シエナ」を展示しました。。どのようなモデルなのでしょうか。
エスティマ後継機の大口顔ミニバン!
トヨタの中国法人は「上海モーターショー(会期2025年4月23日から5月2日)」で、大型ミニバン「シエナ」を展示しました。

シエナは、北米向けの大型ミニバンとして1997年にデビュー。卵をイメージさせる未来的なスタイルで話題になった「プレビア」(日本名「エスティマ」)の実質的な後継モデルです。
現行モデルは2020年登場の4代目モデルで、2021年にミニバン需要が高まる中国でも生産、販売を開始。姉妹車として「グランビア」も展開しています。
ボディサイズは全長5165mm×全幅1995mm×全高1765mm、ホイールベース3060mm。
日本で販売される高級ミニバン「アルファード」(全長4995mm×全幅1850mm×全高1935mm、ホイールベース3000mm)よりひと回り大きいですが、全高が低く抑えられており、ギラギラした押し出し感もないので、スポーティな雰囲気となっています。
車内は3列シートの7人乗り仕様。2列目は上質なキャプテンシートを採用するほか、車いすのまま乗降できるリフトアップシートを備えた福祉車両もラインナップしています。3列目は床下収納が可能で、フラットで広いラゲッジスペースもつくれます。
パワートレインは2.5リッターハイブリッドで、駆動方式はFWDまたは4WD(E-Four)となっています。外板色はホワイト、シルバー、ブロンド、ブルー、グリーンの全5色。内装色はグレー、ブラック、ベージュの全3色。グレードは9種類です。
価格は29万9800元(約600万円)から。参考までにアルファードは89万9000元(約1800万円)からとなっています。
なお、中国でじわりと高まるカスタム人気を背景に、今回の上海モーターショーではシエナのカスタムモデル「シエナ アーバン コンセプト」も公開されました。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。














































































