約265万円から! ホンダ最新「コンパクトSUV」がスゴイ! 全長4.3mの「ちょうどいいボディ」&本革使用の“上質内装”採用! 最上級より“110万円以上オトク”な「ヴェゼルG」とは?
ホンダのラインナップのなかでも、新車販売ランキングで上位にランクインしているコンパクトSUV「ヴェゼル」。そのなかで最も安いモデルとは一体どのようなクルマなのでしょうか。
約265万円の最安モデルの仕様とは?
ホンダ「ヴェゼル」は、スタイリッシュなデザインと優れた走行性能を誇るコンパクトSUVです。
日本自動車販売協会連合会が発表した「乗用車ブランド通称名別順位(新車販売ランキング)」によると、2024年4月から2025年3月までの販売台数は7万1120台で、13位にランクインしました。
そんなヴェゼルのなかで最も手頃な価格のグレードとは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

ヴェゼルは2013年12月に初代モデルが登場し、SUVの力強さとクーペのようなスタイルを融合させたコンパクトSUVとして人気を集めました。
現行モデルは2021年4月にフルモデルチェンジした2代目で、2024年4月のマイナーチェンジでは内外装の改良や新たなパッケージの追加が行われました。
グレード構成は、ガソリン車の「G」、ハイブリッド車の「e:HEV X」「e:HEV Z」の3種類。
さらに、e:HEV Xには「HuNTパッケージ」、e:HEV Zには「PLaYパッケージ」といった専用装備を追加した特別仕様も用意されています。
そのなかで最も手頃な価格のグレードが“G”です。
ボディサイズは全長4340mm×全幅1790mm×全高1580mm、ホイールベースは2610mm。
外観は先代のスポーティさを継承しつつ、より洗練された流麗なデザインに進化しています。
Gグレードの特徴としては、ブラック塗装と切削加工を施した16インチアルミホイールを装備している点にあります。
なお、e:HEV Xも同様のホイールを装着しています。
ボディカラーは、ボタニカルグリーン・パールやプラチナホワイト・パールなど全6色から選択可能です。
インテリアは水平基調のシンプルなデザインで、操作系は手の届きやすい位置に配置されるなど、使い勝手に配慮されています。
現行モデルでは、エアコンの風が直接体に当たらない「そよ風アウトレット」や「静電タッチ式LEDルームランプ」を新たに採用。
Gグレードのインテリアカラーはブラックのみで、ファブリック素材を用いた2列シート5人乗りのレイアウトを採用。
シルバーの加飾は省略されていますが、本革巻きステアリングや運転席・助手席のシートヒーターが標準装備される点は魅力的です。
安全装備として、衝突軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロール(ACC)を含む「ホンダセンシング」は、Gを含む全グレードに標準装備。
スマートフォン連携によりエアコン操作や地図の自動更新が可能な「Honda CONNECT」にも対応しています。
パワートレインは、最高出力118PS、最大トルク142Nmの1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンを搭載し、トランスミッションはCVT。
駆動方式は4WDのみの設定です。
なお、価格(消費税込)は264万8800円。一方、最上級グレードの「e:HEV Z・PLaYパッケージ(4WD)」は377万6300円で、価格差は112万7500円です。
Gグレードは必要十分な装備を備えており、ガソリン車で満足できるユーザーにとって、コストパフォーマンスの高い選択肢といえるでしょう。
Writer: 山城颯太
理系国立大学を卒業後、自動車メディアを中心にフリーランスのライターとして活動中。TOEIC 925点。クルマから電車、飛行機まで乗り物大好き。主に新型車のグレードに焦点を当てたモデル紹介、海外車の執筆などを担当。











































