“小さなレジャーバイク”実車展示! 「電動モトコンポ」風の“走るポータブル電源”が斬新! 折り畳み式で車載も可能なFELO「Mワン」登場!

FELOは2025年3月28日から30日まで開催された「第52回 東京モーターサイクルショー」で折り畳み式電動バイク「M壱(Mワン)」を出展しました。一体どのようなバイクなのでしょうか。

まるで「電動モトコンポ」な「Mワン」登場!

 スピードマスターは、2025年3月28日から30日にかけて東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「第52回 東京モーターサイクルショー」に電動バイクブランドFELOの「M壱(以下、Mワン)」を出展していました。
 
 一体どのようなバイクなのでしょうか。

斬新な走るポータブル電源!
斬新な走るポータブル電源!

 FELOは、上海ホンダ研究所の上席スタッフとしての経歴を持つジャン・ジンギー(Zhang Jingyi)氏が2019年に立ち上げたイタリアの電動バイクブランドです。

 Mワンは、原付一種に分類される折り畳み式の電動バイクで、2023年に初代モデルを発表しました。現行モデルは2024年2月に改良が施されています。

 ホンダの名車「モトコンポ」を現代的に再解釈したようなコンセプトで、都市生活にフィットする機能性と、モビリティとしての楽しさを両立しています。

 外観は直線を基調としたスタイリッシュなフォルムに、剛性と軽量性を兼ね備えたアルミ合金のボディフレームを採用。

 ボディサイズは全長1195mm×全幅565mm×全高805mm、ホイールベース800mmと非常にコンパクト。シート高は600mm、最低地上高は125mmで、車体重量も49.5kgと持ち運びにも配慮されています。

 最大の特徴は、ハンドル、ステップ、シートを本体内に格納できる折り畳み構造です。

 工具不要で約3分で収納でき、専用バンドで固定すればコンパクトにまとめることが可能。軽自動車のラゲッジにも積み込みやすく、アウトドアや旅行先での移動手段としても便利です。

 実際、展示スタッフによると「都市部にお住まいのユーザーでは、自宅から駐車場まで自転車で行き、そこからクルマに乗り換える方が結構いらっしゃるようです。そういった方々に人気があります。慣れれば3分もかからずクルマに積み込める点もポイントです」と話しており、日常の“つなぎの移動”としての活用に注目が集まっている様子です。

 操作面ではカードキーによるワンプッシュスタートを採用。シンプルなLCDデジタルメーター、前後LEDライト、ウインカー、ホーンといった灯火類も備えています。

 足回りは前後小径の8インチタイヤに、フロントディスク/リアドラムブレーキの組み合わせで、軽快なハンドリングと安全性を確保しています。

 パワーユニットは、定格出力600W・最大出力1.2kWの電動モーターを搭載し、最高速度は45km/hに達します。バッテリーは960Whのリチウムイオン電池で、取り外して家庭用コンセントで充電可能。フル充電にかかる時間は約5〜6時間で、30km/h定速走行時には最大約45kmの航続距離を実現します。

 さらにMワンは、アウトドアや非常時にも活躍するポータブル電源機能を備えています。専用コネクターを接続することで、スマートフォンやLEDランタンの充電に使えるほか、AC100V・最大500Wの出力が可能なため、簡易的な家電の電源としても使用できます。

 先述のスタッフによると、キャンプ好きのユーザーからは「ポータブルバッテリーとしても利用できるので、買い出しの移動から電源供給までこなせる革命的キャンプギア」との声も寄せられており、使い道の広さが魅力だといいます。

 カラーバリエーションは、「イエロー」「カーキ」の2色。今後はユーザーの好みに合わせて交換できる着せ替え式サイドパネルの展開も予定されており、カスタマイズ性にも期待が持てます。

 販売価格(消費税込)は43万7800円です。

 普段使いのモビリティから、車載移動、キャンプのお供、災害時の電源確保まで、幅広いシーンで活躍。都市部における新しいパーソナルモビリティの選択肢として、今後さらに注目を集めそうです。

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