スズキ「ジムニー“トラック”」がスゴい! “積載力×悪路走破力”備える「地上最強モデル」!? 復活を期待したい「ピックアップ」とは
現行型「ジムニーシエラ」にもピックアップ仕様の追加が検討されている!?
トヨタのピックアップトラック、ハイラックスは2017年の日本再導入以降、2023年には年間販売台数1万台を突破するなど好調を維持。
2024年2月にはトライトンも発売され、同様に好調な立ち上がりとなっています。
![市販化に期待大! スズキ「ジムニーシエラ ピックアップ」[画像は「東京オートサロン2019」出展のコンセプトモデル]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2024/05/20230502_suzuki_jimny_001.jpg?v=1683020657)
こうした中で注目されたのが、スズキが2019年の「東京オートサロン2019」に参考出品したカスタムカー「ジムニーシエラ ピックアップ スタイル」です。
このモデルは、現行型ジムニーシエラをベースにリアセクションを大胆に改造。後部座席や荷室を取り払い、軽トラック「キャリイ」の荷台を装着。全長も300mm延長し、より実用的な積載性を実現していました。
また商用トラックらしい無骨なデザインではなく、鮮やかなイエローのボディカラーやウッド調デカール、ホワイトの大径ホイール、クロームメッキパーツなどを採用し、アウトドアレジャーに映える趣味性の高いスタイルへと仕上げられていました。
グリルには「SUZUKI」のレターロゴを配し、レトロな雰囲気とタフさを演出。これにより、「頼れる相棒」というコンセプトがより具体的に表現され、多くの来場者から市販化を望む声が上がりました。
しかしながら、残念ながら2025年現在も市販モデルとしてのジムニーピックアップは登場していません。
とはいえ、これまでも柔軟な商品展開で注目を集めてきたスズキだけに、今後再びジムニートラックのようなモデルが登場する可能性もゼロではないと考えられます。
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ピックアップトラックが再び注目される今だからこそ、軽クロカンとして不動の地位を築いたジムニーに新たな魅力を加える“トラック仕様”の再来に、期待が高まります。
伝統と革新が交差するスズキの次なる一手に、引き続き注目が集まります。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。













































































