トヨタ新「FRスポーツカー」実車展示へ! 「440馬力超え」パワトレ&“専用パーツ”多数採用! “豪華内装”も目を惹く「スープラ A90ファイナルエディション」オートモビルカウンシルに登場!

トヨタは「オートモビルカウンシル2025」にて、トヨタ「スープラ(GRスープラ、以下A90スープラ)」の特別仕様車「A90 Final Edition(A90ファイナルエディション)」を展示することを発表しました。

現行「スープラ」の“集大成モデル”実車展示へ!

 2025年4月7日、トヨタは幕張メッセ(千葉市美浜区)で同年4月11日から13日に開催される「オートモビルカウンシル2025」に、「A90 ファイナルエディション」を展示すると発表しました。
 
 このクルマは、「スープラ(GRスープラ、以下A90スープラ)」の現行モデル生産終了を飾る特別仕様車として位置付けられています。

赤黒シートがカッコイイ! オートモビルカウンシル2025に展示される「FRスポーツカー」とは?
赤黒シートがカッコイイ! オートモビルカウンシル2025に展示される「FRスポーツカー」とは?

 A90スープラは、2019年に5代目として復活しました。

 4代目から17年ぶりの再登場となり、トヨタ・ガズー・レーシング(TGR)の「GR」シリーズ初のグローバルモデルとして注目を集めました。

 直列6気筒エンジンと後輪駆動(FR)の伝統を守りつつ、BMWとの共同開発によるプラットフォームを採用し、高い走行性能を実現しています。

 2020年と2022年の改良を経て進化を重ね、今回のA90ファイナルエディションは、その集大成といえる仕上がりです。

 外観では、TGR Europeが手掛けた空力性能の向上が特徴です。

 カーボン製のフロントスポイラー、カナード、センターフラップで空気抵抗を低減し、スワンネック型のリアウイングでダウンフォースとバランスを最適化しています。

 また、カーボンボンネットダクトがエンジン冷却を強化。

 足回りには、ミシュラン「パイロットスポーツ CUP 2」タイヤと、TGRロゴ入り軽量ホイール(フロント19インチ、リア20インチ)を装備し、グリップ力と軽量化を両立させています。

 内装は、レカロ製「RECARO Podium CF」フルバケットシートを採用し、ドライバーをしっかり支えます。

 赤で統一された運転席がコクピットの雰囲気を高め、アルカンターラ素材のステアリングやコンソール、専用のカーボンスカッフプレート、赤いシートベルトが特別感を演出します。

 パワートレインでは、3.0リッター直列6気筒エンジンが387PSから441PS、500Nmから571Nmに強化され、鋭い加速を実現。

 エンジンオイルパンにバッフルプレートを追加し、冷却性能を向上させています。

 シャシはアクティブディファレンシャルの制御を最適化し、アクラポヴィッチ製チタンマフラーで迫力あるサウンドを響かせます。

 ブレーキはブレンボ製19インチシステムで、制動力を強化。

 サスペンションはKW製で減衰力調整が可能で、前後スタビライザーや強化ブッシュ、ピロボールジョイントで剛性と応答性を高めています。

 車体剛性も強化され、ブレース追加やラゲージクロスバーの改良で安定性が向上。

 電動パワーステアリングの制御も見直され、直感的な操作感を提供します。

 こうして、空力、動力、足回り、剛性に至るまで徹底的に専用チューニングが施されたA90ファイナルエディションは、日本で150台限定、価格(消費税込)は1500万円で販売され、2025年3月21日から抽選受付が開始されました。

※ ※ ※

 トヨタは、オートモビルカウンシル2025でA90ファイナルエディションに加え、トヨタのものづくり技術継承を目的にレストアされた「セリカリフトバック」や、GRヘリテージパーツで復元された初代・2代目スープラ」、そして1989年当時の最新技術を搭載したコンセプトカー「4500GT」を展示するといいます。

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1件のコメント

  1. 出力表示がPSなのにトルク表示が何故Nmなの?何故別々の規格使うの?

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