ガソスタに大行列…!? 洗車は「手洗いと機械式」どっちが良い? 「洗車機NG」なクルマも!? 過去には「車内水浸し」事例

しかし「洗車機が使えない」場合も!?

 便利な機械式洗車ですが、じつはクルマによって「洗車機NG」という場合もあります。

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 洗車機の注意書きをよく見ると、全長が長すぎる、全高が高すぎるクルマや、ルーフにキャリアが設置されたクルマ。さらには取り外しのできないアンテナが付いているクルマなどは洗車できないと明記されている場合が多いです。

 その他、一部車種の過去モデルではスライドドアが「洗車中に勝手に開く恐れがある」という問題も話題になりました。

 ドアノブにふれることなく、流れる光に手をかざすことでパワースライドドアの開閉が可能となる「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」という機能が、洗車機のブラシに反応して誤作動してしまい、洗車中にドアがあいて車内が水浸しになるものでした。

 もし自分のクルマにこの機能が付いている場合、事前にオフにすることが推奨されます。

 ※ ※ ※

 洗車する場合、事前にひと工夫することで、愛車をよりキレイに長持ちさせることができます。

 まず、洗車前には砂や埃を落とすようにしてください。砂がついていると、ブラシのこすりによって砂がボディを引っ掻き、傷がついてしまうおそれがあります。風が強い日などは砂をかぶってしまいがちなので、洗車は避けたほうがよいかもしれません。

 また、炎天下の日に洗車をおこなうと、ボディを拭き上げる前に水分が蒸発してしまい、水垢が残ってかえって汚れてみえてしまうこともあります。

 大々的な洗車は、暑い日が続く夏を迎える前に一段落させておくのがいいかもしれません。

 最後に、悩みどころなのがコーティングへの対処です。

 コーティングをしたあとのクルマを洗車機にかけて、コーティングが無駄にならないのか…という不安もあるかもしれません。

 前出のガソリンスタンドスタッフは「コーティングを依頼した店から特に何も言われていない場合は問題ないかと」と話します。

「ただコーティング剤の種類によっては、コーティングを安定させるために、一定期間は機械洗車を避けなくてはならない場合などもありますので、適宜確認するようにしましょう」

 もっとも、場合によっては、機械式洗車だとブラシの摩擦でコーティングに傷が入ってしまうこともあります。なるべく優しく洗えるように、コーティングしたクルマの場合は手洗い洗車にしておくほうが無難かもしれません。

【画像】「ひょえぇぇぇ!」これが「洗車機NGのクルマ」です! 画像を見る(28枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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