スバル新型「フォレスター」登場! 全面刷新された“正統派SUV”はどこが変わった? 従来モデルと徹底比較!

スバルが2025年4月3日に発表した6代目「新型フォレスター」は、どのようなクルマなのでしょうか。従来モデルと比較してみました。

「デザイン主導開発」で変わるスバルのSUV像

フォレスターの6代目となる新型モデルが、北米市場に続いて日本でも登場します。アップデートされた「SUBARU GLOBAL Platform(SGP)」を継承しつつ、内外装デザイン、パワートレイン、シャシー、先進安全装備を刷新。
 
 正統派SUVとしての価値を一段と高めた新型フォレスターは、従来モデルと比較しどのような違いがあるのでしょうか。

どっちの顔が好き?(上:6代目フォレスター/下:5代目フォレスター)
どっちの顔が好き?(上:6代目フォレスター/下:5代目フォレスター)

 スバル「フォレスター」は1997年2月に初代モデルが登場した、クロスオーバーSUVです。スバル独自の水平対向エンジンとAWD(四輪駆動)を搭載し、安定性と走破性を両立しています。

 同社のSUVラインナップには「レガシィ アウトバック」(日本仕様は2025年3月末で販売終了予定)、「レヴォーグ レイバック」「クロストレック」「レックス」など多彩なモデルが揃いますが、フォレスターはその中核を担う「正統派SUV」として位置づけられています。世界的にも高い人気を誇り、スバルの中で最も販売台数を記録するグローバル戦略車となっています。

 新型フォレスターのハイライトのひとつは、エクステリアデザインを重視した開発手法をスバルが新たに採用したことです。従来は空力性能や視界、安全性を優先してボディサイズを決定していましたが、新型ではデザインから開発をスタート。これにより従来の「スバルらしいデザイン」という印象からの脱却が図られています。

 これまでスバル車の象徴ともいえるヘキサゴングリルや「コ」の字型ヘッドライトといった特徴的なモチーフもあえて採用せず、車両の中心に軸を感じさせるような、より塊感のある造形表現がされています。

 加えて、ヘッドライトとフロントグリルを横基調の連続デザインとしたことで、ワイド感をより強く演出。

 こうしたデザインの方向性を実現するために、ボディサイズでも工夫が凝らされています。

 新型フォレスターのハイライトのひとつは、エクステリアデザインを重視した開発手法をスバルが新たに採用したことです。従来は空力性能や視界、安全性を優先してボディサイズを決定していましたが、新型ではデザインから開発をスタート。これにより従来の「スバルらしいデザイン」という印象からの脱却が図られています。
 
 これまでスバル車の象徴ともいえるヘキサゴングリルや「コ」の字型ヘッドライトといった特徴的なモチーフもあえて採用せず、車両の中心に軸を感じさせるような、より塊感のある造形表現がされています。
 
 加えて、ヘッドライトとフロントグリルを横基調の連続デザインとしたことで、ワイド感をより強く演出。
 
 こうしたデザインの方向性を実現するために、ボディサイズでも工夫が凝らされています。

刷新された塊感のある造形がカッコイイ!
刷新された塊感のある造形がカッコイイ!

 ホイールベースは従来型と同じ2670mmで、悪路走破性を決める要素のひとつである最低地上高も220mmを維持しています。タイヤサイズは、235/50R19が設定され、従来型の225/60R17、225/55R18より迫力のある足まわりに進化しています。

 新型の車両重量はグレードによって異なり、「Premium」が1750〜1780kg、「X-BREAK」が1730〜1770kg、「SPORT」が1640〜1660kg。従来型の「X-BREAK」は1570〜1640kgなので、ボディサイズの拡大やプラットフォームの強化などにより、やや増加しています。

 グレード構成は、2.5リッターストロングハイブリッドを搭載する「Premium」と「X-BREAK」、1.8リッター直噴ターボの「SPORT」の3種。従来型の2.0リッターハイブリッドや1.8リッター直噴ターボの「STI Sport」などは設定されておらず、今後の追加が期待されます。

 パワートレインでは、「クロストレック」に続いて2.5リッターストロングハイブリッド(e-BOXER)が新搭載され、最大出力118kW(160PS)・最大トルク209Nm、モーター出力88kW・トルク270Nmを誇ります。

 従来の2.0リッターマイルドハイブリッドは最大出力107kW(145PS)・最大トルク188Nm、モーター出力10kW・トルク65Nmなので、大幅にパワーアップしていることが分かります。

 WLTCモード燃費も「Premium」で18.4km/L、「X-BREAK」で18.8km/Lと、従来型の14.0km/Lを大きく上回っています。1.8リッター直噴ターボエンジンは従来型と同じく130kW(177PS)/300Nmを発揮し、燃費は13.6km/Lです。

【画像】超カッコいい! これがスバル「新型フォレスター」です!(30枚以上)

ついに新型フォレスター登場! どんなクルマ?

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