スバル新型「フォレスター」登場! 全面刷新された“正統派SUV”はどこが変わった? 従来モデルと徹底比較!
インテリアや装備の違いは?
デザインやパワートレインの刷新によって大きく印象を変えた新型フォレスターですが、真価が問われるのは日々の使い勝手や安心感といった“中身”の進化です。
インテリアや安全装備、そしてグレードの価格差においてどれほどの違いがあるのでしょうか。次は、実用面の変化を詳しく見ていきます。

インテリアはスバルらしく視界性にこだわり、前方や後方の視界を単に確保するだけでなく、フロントワイパーが視界に入らないように配慮し、さらにシート形状にも工夫を凝らすことで、実用性の高い後方視界を実現しています。
インパネは、11.6インチの大型センターディスプレイを中心に構成された水平基調デザイン。ストロングハイブリッドモデルには専用メーターが採用され、エネルギーフロー表示などの機能も追加されています。また、従来はオーディオレスだった装備も、最新モデルではナビ機能付きのインフォテイメントシステムを標準装備。
ラゲッジルームも進化しており、クラストップレベルの1250mmというワイドな開口幅を確保。さらに、キックセンサー式の電動リアゲートを初採用しています。
安全装備も強化され、世界初の自転車対応歩行者エアバッグやドライバー異常時対応システム、「アイサイトX」などを初搭載。
センサー類では、広角単眼カメラや左右の前側方レーダーも新たに導入され、交差点での衝突回避や自転車との接触防止にも対応します。
従来型と比べた際の装備やグレードの価格差も気になるポイントです。
たとえば「X-BREAK」同士で比較すると、新型はストロングハイブリッドの採用をはじめ、「アイサイト」の性能向上、デジタルマルチビューモニター、サイクリスト(自転車)対応の歩行者保護エアバッグ、12.3インチのフル液晶メーター、11.6インチの縦型センターインフォメーションディスプレイとインフォテイメントシステム、ナビゲーション機能、ETC2.0車載器キットなどを標準装備しています。
これらの装備強化により、価格は約88万円アップとなっています。ただし、従来型ではナビを装着する場合、オプションで約20万円の追加が必要だったことを踏まえると、装備の進化分を考慮しても極端な価格上昇とはいえないでしょう。
また、1.8リッター直噴ターボを搭載する「SPORT」も、アイサイトの性能向上をはじめ、デジタルマルチビューモニター、サイクリスト対応の歩行者保護エアバッグ、11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテイメントシステム、ナビゲーション機能、ETC2.0車載器キット、キックセンサー付きハンズフリーリアゲートなどが装備されています。
この「SPORT」は従来型に比べて約55万円の価格差がありますが、ナビが標準装備となった分を差し引けば、実質的な価格アップは約35万円程度と考えられます。いずれにせよ、安全性と快適性を高める装備が数多く盛り込まれていることを踏まえれば、妥当な価格設定といえるかもしれません。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。