100km以上走る!? ホンダ初の新型「電動“スポーツ”バイク」登場! 斬新「小顔」&“横一文字ライト”採用! 洗練された「EV Fun Concept」とは
2025年3月28日から3日間、東京モーターサイクルショー2025が東京ビッグサイトで開催されました。大阪モーターサイクルショーでジャパンプレミア公開されたホンダの電動バイク「EV Fun Concept」も展示され、会場では大きな注目を集めていました。
ホンダ初の電動“スポーツ”バイク「EV Fun Concept」公開
2025年3月28日から3月30日まで、東京ビッグサイトで「東京モーターサイクルショー2025」が開催されています。日本最大級のバイク展示会として、多くのメーカーが最新モデルやコンセプトモデルを発表する場となっています。
そんな中、ホンダが大阪モーターサイクルショーにおいてジャパンプレミアとして公開した新たな電動バイク「EV Fun Concept」も展示されました。
同車は2024年11月に開催されたEICMA(ミラノショー)で世界初公開され、今回は日本国内での初披露となります。

EV Fun Conceptは、ホンダが手がける次世代のスポーツタイプ電動バイクです。
ガソリンエンジンを搭載した従来のスポーツバイクとは異なり、電動ならではの静かでスムーズな加速性能を持ち、ライディングの新たな楽しさを提供するモデルとして開発されています。
大きな特徴は、ホンダ初となる固定式バッテリーを採用している点です。
従来の電動バイクでは、バッテリーの着脱式が一般的でしたが、EV Fun Conceptでは固定式とすることで、車体のスリム化や低重心化を実現し、軽快なハンドリングを追求しています。
また、ホンダが培ってきた四輪車のEV技術も活用されており、急速充電規格「CCS2(Combined Charging System Type 2)」に対応。100km以上の航続距離を想定しつつ、利便性の高い充電システムを備えています。
デザイン面では、コンパクトなフロントフェイスに採用された、横一文字のシグニチャーライトが未来的な印象を演出。スポーティなフォルムが特徴で、ネイキッドバイクとモタードを掛け合わせたようなダイナミックなシルエットが際立ちます。
倒立フォークや片持ち式スイングアーム(プロアーム)を採用することで、高い走行性能も期待できそうです。
ホンダは、EV Fun Conceptを2025年中に市場投入する予定であり、同社初の電動スポーツバイクとしての位置づけを明確にしています。これにより、ホンダは電動二輪車の選択肢を広げ、ライダーのニーズに応じたモデル展開を加速させる計画です。
また、ホンダは「2030年までにグローバルで電動モデルを30機種投入する」という目標を掲げており、EV Fun Conceptはその一環として登場しました。
さらに、2040年代にはすべての二輪車でカーボンニュートラルを実現するというビジョンも示しており、今後の展開に注目が集まります。
現地でも注目を集めており、ユーザーからの反響についてホンダのスタッフは次のように話しました。
「デザインがインパクトありますので、好評を頂いています。そういった声をフィードバックしながら発売に向けて体制を整えていければいいなという風に思っています。
一方で、EVということですので、ガソリン車と比べて航続距離が劣るのではないかと心配する声も寄せられています。そうした懸念にも対応できる性能を目指して行きたいと考えております」
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東京モーターサイクルショー2025の会場では、「EV Fun Concept」のブースに多くの来場者が集まり、高い関心を寄せていました。
ホンダの電動バイク戦略は今後どのように展開されていくのか、EV Fun Conceptの正式発表とともに、市場の反応を引き続き見守る必要がありそうです。
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