ホンダ新型「BF」シリーズ発表! “V型6気筒エンジン”&VTEC搭載モデルあり! デザイン一新した「大型船外機」登場!

ホンダは二輪・四輪車だけでなく、発電機や除雪機、航空機といったさまざまエンジンを手掛けています。なかでも最新の船外機「BF」シリーズとは、どのようなモデルなのでしょうか。

大型船外機6機種がモデルチェンジ!

 ホンダは2025年3月31日、大型船外機6機種をモデルチェンジし、「BF150」「BF135」「BF115」を同日に、「BF250」「BF225」「BF200」を同年5月7日に発売します。
 
 クラストップレベルの低燃費と優れた耐久性を兼ね備えたこれらのモデルには、どのような特徴があるのでしょうか。

ホンダ“V型6気筒エンジン”搭載の船外機!
ホンダ“V型6気筒エンジン”搭載の船外機!

 新型FBシリーズの6機種は、2024年2月に発売されたフラッグシップモデル「BF350」のデザインコンセプト「Noble Motion Form」を継承し、剛性の高いパーツ構成と上質感のあるスタイリングに仕上げられています。

 外装色はホンダ船外機のシンボルカラーである「アクアマリンシルバーメタリック」に加え、BF250とBF150には「NSX」や「S2000」にも採用されていた「グランプリホワイト」が新たに設定され、選択肢が広がりました。

 北米や欧州を中心に大型ボートによるマリンレジャーの需要が拡大するなか、日本国内でも釣りや業務用途において快適な操船性へのニーズが高まっています。

 こうした市場背景を受け、新型モデルには電子制御リモートコントロールシステム(DBW)に対応した新型フラッシュマウントリモコンを採用。手に馴染む形状と操作しやすいボタン配置により、直感的な操縦が可能です。加えて、7インチの大型マルチファンクションディスプレイを新たに導入し、視認性や情報把握性も向上しました。

 各モデル名の「BF」に続く数字は馬力を示しており、BF250とBF225、BF200はV型6気筒エンジン、BF150、BF135、BF115は直列4気筒エンジンを搭載。

 また、BF250とBF225にはホンダの象徴的な可変バルブ制御機構「VTEC」を搭載。高出力と環境性能を両立しています。操舵方式は「電子リモコン」と「リモコン」の2種類を用意。

 機能面では、船外機のエンジン回転数・速度に合わせて、あらかじめ設定した船体姿勢を自動で維持する「トリムサポート機能」や、一定速度を保つ「クルーズコントロール機能」、ボタン操作のみでフルチルトアップ/ダウンが可能な「オートマチックチルト機能」などを搭載。よりスムーズで快適な操船が実現されています。

 また、BF350で採用された排気構造(マウントケース、オイルパン、エキゾーストパイプ、エクステンションケース)を継承し、従来モデル以上の燃費性能を達成。加えて、新開発のシリンダーヘッドやオイルポンプガスケット、シリンダーヘッドガスケットなどの採用により、耐久性も向上しています。

 メンテナンス性についても向上しており、フィルター交換時にエンジンカバー内へのオイル漏れを防ぐ新構造を採用し、作業のしやすさが高められています。

 さらに、BF250、BF225、BF150には2基掛け用のカウンターローテーション仕様も設定。

 販売価格(消費税込)は、馬力やリモコンの種類などによって異なり、159万600円から264万8800円となっています。

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