2025年1月30日、スズキが満を持して新型「ジムニー ノマド」を発表しました。
　
　当初は同年4月3日に発売を予定していましたが、発表直後から注文が殺到し、約5万台もの予約が入ったことで、現在は受付を一時的にストップしています。
　
　そのため、今すぐ購入手続きを進めることはできない状況です。
　
　そんなジムニー ノマドですが、最も高価なモデルにオプションをフル装備した仕様に対して、ネット上では多くの反響が集まっています。

【画像】超カッコいい！ これが最上級の「豪華なジムニー」です！ 画像を見る（36枚）

　ジムニー ノマドは、ジムニーシリーズで初めて5ドアを採用したモデルで、従来の3ドア「ジムニー シエラ」と比較して全長とホイールベースを伸ばし、後部座席への乗り降りやすさや居住空間の快適さを大幅に向上させました。

　さらに、新たに設計されたラダーフレームにより、ボディの重量増加にも耐えられるしっかりとした剛性が確保されています。

　安全装備も充実しており、「デュアルカメラブレーキサポート」やアダプティブクルーズコントロール（ACC）といった最新技術が搭載されているのも魅力の1つです。

　価格（消費税込み、以下同）は5速MT車が265万1000円、4速AT車が275万円です。

　そんなジムニー ノマドを思い切り豪華に仕立てる場合、ディーラーオプションをすべて追加すると総額はいくらになるのでしょうか。

　例えば、最も高価な4速AT車を選び、ボディカラーに「シズリングレッドメタリック ブラック2トーンルーフ」（5万5000円）を採用するとします。

　外観を自分好みにアレンジするため、「ドアバイザー」（1万9800円）、「フロントグリル」（4万2020円）、「マッドフラップセット ブラック」（2万900円）を装着。

　さらに、「サイドデカール サイ ジムニー ノマド」（4万4000円）や「スペアタイヤハーフカバーデカール サイ」（1万1770円）で個性を際立たせます。

　高級感をプラスするなら、「メッキドアハンドル」（2万3760円）、「ドアハンドルエスカッション」（1万3090円）、「フロントバンパーアンダーガーニッシュ」（4万8950円）も見逃せません。

　内装では、「フロアマット・ジュータン ロバスト」（2万3870円）で足元を快適に整え、「スタンダードプラス8インチナビ（パナソニック）＋オーディオ交換ガーニッシュ＋アンテナセット＋アンテナ変換ケーブル」（27万820円）を加えて最新のナビ環境を構築します。

　安全性を強化するため、「ドライブレコーダー（前方・後方録画用）」（7万7000円）と「ETC2.0車載器」（4万4000円）も追加。

　これらディーラーオプションの合計は63万9980円で、本体価格275万円と合わせると339万9980円。

　さらに諸費用19万2275円を足すと、総額は363万7255円となります。

　つまり、オプションをフル装備した最上級仕様で約363万円という結果です。

　ネット上の声を見てみると、「5ドアになって実用性が上がったのが最高」「オプション全部乗せでもこの価格ならまだ現実的」「オプションが豊富で好きにコーディネートできる遊び心も魅力的」と好評です。

　特に「ジムニーのタフな魅力に快適さが加わって、日常使いにもぴったり」「SUZUKIロゴやサイマークがカッコイイ」と喜ぶ声や、「注文が殺到して買えないのは残念だけど、人気の高さにも納得」との意見も見られます。

　一方で、「オプションを欲張ると結構な金額になるから、予算と相談が必要」「ジムニーも高くなったなぁ」と冷静なコメントもあり、選択のバランスが重要だと感じさせます。

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　ジムニー ノマドは、伝統的なジムニーの良さを継承しつつ、新しい時代にマッチした進化を遂げた1台です。

　注文再開が待ち遠しいところですが、フル装備で約363万円という価格は、個性と実用性を求める人には魅力的な選択肢となるでしょう。