トヨタの「エントリーハッチバック」発売で165万円から! 約92万円の差!? 「ヤリス」で最も安い仕様と高い仕様は何が違うのか?
安いヤリスと高いヤリス…室内や装備ではどのような違いがあるのか?
インテリアでは、「X(1.0L)」は、デジタルメーターではなくアナログメーターになり、「Z(1.5Lハイブリッド)」のヒーター付本革巻きステアリングに対し、ウレタンステアリングになります。
シートは、ヘッドレストセパレート型の「Z(1.5Lハイブリッド)」が合成皮革+ツィード調ファブリックになるのに対し、ヘッドレスト一体型の「X(1.0L)」は、シンプルなファブリック。
快適装備では、「Z(1.5Lハイブリッド)」に電動インバーターコンプレッサー付のフルオートエアコンを標準化し、「X(1.0L)」は、マニュアルエアコンになります。
さらに、前席両側のシートヒーターも「Z(1.5Lハイブリッド)」の標準装備に対し、「X(1.0L)」は未設定です。

なお、走行モードスイッチでは、1.0Lエンジン車には、エコドライブモードが備わります。
操作性を左右する「スマートエントリー(運転席・助手席・バックドア/アンサーバック機能付)&スタートシステム」は、1.0L車にも搭載されています。
パワートレーンをはじめ、内外装の見た目やエアコンの種類、アダプティブクルーズコントロールを含めた先進安全装備の違いなど、エントリーグレードと最上級グレードの間には大きな差があり、冒頭で紹介したように1.0Lを積む「X」はとくに装備を簡素化し、主に法人ニーズに応える仕様になっているのが分かります。
Writer: 塚田 勝弘
中古車の広告代理店に数ヵ月勤務した後、自動車雑誌2誌の編集者、モノ系雑誌の編集者を経て、新車やカー用品などのフリーライター/フリーエディターに。軽自動車からミニバン、キャンピングカーまで試乗記や使い勝手などを執筆。現在は最終生産期のマツダ・デミオのMTに乗る。













































