車のナンバー 謎の「2983」どんな意味? 読めたら「天才」です! パズルみたいな難解「語呂合わせナンバー」に込められた「すごい意味」
クルマに取り付けられるナンバープレートは、一部抽選の番号を除いて、自分の好きな数字の並びを選ぶことが可能。なかにはユニークな「語呂合わせナンバー」を使うドライバーもいます。
色々な意味がある!?
クルマに取り付けられる「ナンバープレート」は、自動車各税の対象として登録される固有情報を明示するものです。
通常は運輸支局に登録された順で、自動的に番号が決定されます。しかし「希望番号制度」を利用することで、一部抽選の番号を除いて、自分の好きな数字の並びを選ぶことが可能。
なかでも、ユニークな「語呂合わせ」のナンバープレートを使用しているドライバーもよく見かけます。
では実際に、どんな「語呂合わせナンバー」が使われているのでしょうか。

●「11-22」
記念日としても人気なので、すぐ意味に気づくかもしれません。
読み方は「いい夫婦」で、希望ナンバーの中でもランキング上位に来るほどで、品川ナンバーや大阪ナンバーなどでは抽選の対象となるほどです。
ほかにも「11-88」といったものも。「いい母」「いいパパ」のどちらにも読めます。
あるいは、湘南方面へサーフィンに行くクルマには「11-73」(いい波)というナンバーが付いているかもしれません。
●「87-39」
こちらも分かりやすいでしょう。「花咲く」という語呂合わせになります。
子供の受験が控えていたり、自分の資格試験が近い場合に、合格を祈念して選択するようです。
●「25-71」
これは少し難しいかもしれません。家族乗りのクルマに見られることがある語呂合わせです。
2という数字は「二郎」のように「じ」に使われることもあります。
読み方は「事故無い」で、ドライブ中の安全を祈願する思いが込められています。同様の語呂合わせには「6-45」(無事故)といったものも見られます。
●「39-39」
さまざまな語呂合わせに使われる並びです。
例えば「サンキュー・サンキュー」と感謝の気持ちを周囲に与える意味では、営業先の敷地へ駐車することのあるビジネスマンや、道路上を職場にするタクシードライバーなどが使用するようです。
ほかにも、物事はスムーズに行く意味で「サクサク」、あるいは合成音声のキャラクター「初音ミク」にちなんで選択されるケースもあるといいます。
●「10-31」
このナンバーを見かけたら「おっ…?」となるかもしれません。しかし、まずは読み方がピンとこないと、目に入ってもスルーしてしまうでしょう。
これは「天才」にかけたもの。本人が何を思ってこれを選んだかは分かりませんが、自分を天才だと思っているのか、天才になりたいと願っているのか、「すごい!あなたたちは天才です」と周囲に愛想をふりまいているのか…ともかく、いろいろと想像する余地があるナンバーです。
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