「冬タイヤ」から「夏タイヤ」への「交換時期」はいつ!? 実は適切な「目安」があった?
気象の平均値はあくまでも「目安」! 実際の使用環境も考慮しよう!
ただしスタッドレスタイヤの交換時期に影響を与えるのは、気温や降雪だけではありません。
地域ごとの道路状況や、使用する道路の路面状態を考慮することも大切です。
![桜が咲く季節になっても、山間部などでは降雪することもあるので十分な注意が必要です[イメージPhoto:画像AC]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/03/20250310_Traffic_Spring_pixta_84186863_M.jpg?v=1741583026)
山間部などの寒冷地では、平地と異なり4月になっても朝晩の気温が低く、路面が凍結する可能性があるため、交換の判断には慎重さが求められます。
また例えば東京のユーザーであっても、東北や上信越などに出かけることが多い場合には、それらの地域の気候を目安にすることが重要なのはいうまでもありません。
同時に注意したいのは、スタッドレスタイヤの状態です。
タイヤの溝がすり減っていると十分なグリップ力を発揮できず、路面状況に応じた安全な走行が難しくなります。
特にスタッドレスタイヤの溝の深さが新品時の50%以下になった場合は、交換を検討するのがよいでしょう。
スタッドレスタイヤからサマータイヤへの交換は、安全運転やタイヤの寿命を考慮すると非常に重要なポイントです。
特に都市部では気温が早めに上昇するため、天気予報や気象データを活用し、適切なタイミングでの交換を心がけましょう。
加えてタイヤのメンテナンスを怠らず、定期的な点検を行うことで、長く安全にタイヤを使用することができます。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。
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