日産「新型エルグランド」登場へ!? 16年ぶり「キングオブミニバン」“復権”なるか! ただし「強敵・アルヴェル」存在感強し… 26年投入の「大型ミニバン」どんなモデルになるのか
日産「エルグランド」の登場が現実味を増してきました。どういうことなのでしょうか。またどのようなクルマになるのでしょうか。
日産「エルグランド」フルモデルチェンジが“ほぼ確”に
デビューは2010年8月だから、気が付けば15年選手の“キングオブミニバン”こと、日産「エルグランド」。次のエルグランドは果たしていつ登場するのか、それともこのままフェードアウトしてしまうのか…。
エルグランドオーナーをはじめ日産ファン、そしてミニバン好きなどの人たちに大いに話題を提供していたこの問題が、ついに終止符を打つことになりました。
なんと日産自身から「大型ミニバンを2026年度に投入!」というアナウンスがあったのです。

その話題が出たのは、2025年2月に行われた日産自動車の「2024年度 第3四半期決算発表」の場。
自動車雑誌のスクープ情報ならば話半分ですが、公式な場での情報なら信ぴょう性が高い…というか、確定情報といって差し支えないでしょう。
厳密に言えば、エルグランドとは言っておらず「大型ミニバン」という表現でしたが、これをエルグランドのことだと思うな、というほうが無理な話です。
もしかしたら車名変更があるのかもしれませんが、その場合でも「エルグランド後継車」という認識で間違いないでしょう。
何を隠そう、日産は2023年秋に開催された「ジャパンモビリティショー」で「ハイパーツアラー」という“大型プレミアムEVミニバン”のコンセプトモデルを公開しました。
今にして思えば、それは「次期エルグランド」を示唆するコンプトカーだったということでしょう。
そんな“次期エルグランド”に関して、現時点で判明していることは2点のみ。
ひとつは「2026年度に登場」というタイミングに関して。もうひとつはメカニズムで「「第3世代e-POWER(イーパワー)を搭載」ということです。
e-POWERとはシリーズ式ハイブリッド(エンジンが発電機に徹して駆動力はすべてモーターが発生するタイプのハイブリッド)の日産式の呼び名。
2016年11月に主力コンパクトの「ノート」へ初搭載され、今ではミディアムミニバン「セレナ」やSUV「エクストレイル」にも採用され大好評。日常領域における燃費の良さだけでなく、加速の爽快感も人気の理由となっています。
ただ、高速燃費があまりよくないのが難点です。
エンジンが発生する力を、すべて電気に変換してからモーターで駆動力を生み出す仕掛けは、低中速領域では効率改善効果が高い一方で、高速走行時で効率が悪くなってしまうからです。
しかし、次期エルグランドに搭載すると宣言された“第3世代e-POWER”は、最初のノートe-POWERに積んだ“第1世代”と比べると20%、現行タイプの“第2世代”と比べても10%燃費が向上。
これまでe-POWERが苦手としていた高速燃費も向上しているというから、それは当然期待したいポイントです。
自力では経営を立て直せないと社長さんが言ってるんですから、早く救ってくれる企業を探すしか無いよね(~_~;)
売れる売れないを考えるのはそれからでしょう( ´∀` )
まぁ傘下(吸収される)には入らないとプライドで凝り固まっている無駄な古参の役員をどうにかしないと無理かもですけど!