愛知~静岡100km以上が「無料で信号ゼロ」に!?「名豊道路」今週末に悲願の全通!「いよいよか」「ついに今週!」期待の声も 「東名・新東名から遠い」エリアが利便性向上

愛知~静岡にまたがる約73kmの高規格道路「名豊道路」が、いよいよ今週末の2025年3月8日(土)15時に全通を迎えます。

3月8日に全線開通

 愛知~静岡にまたがる約73kmの高規格道路「名豊道路」が、いよいよ今週末の2025年3月8日(土)15時に全通を迎えます。
 
 長い年月を掛けて伸びてきた、無料の信号ゼロ道路が、地域の交通流を変化させていきそうです。

名豊道路の完成イメージ(画像:豊川市)
名豊道路の完成イメージ(画像:豊川市)

 名豊道路は、東名や新東名に代わって愛知県南部の「海により近い側」の都市をつないでいきます。

 具体的には「名四バイパス」の直通先として豊明インターから南東へ伸び、刈谷市・知立市・安城市・西尾市・幸田町・蒲郡市・豊川市・豊橋市を経由して、浜松市から「潮見バイパス」に直通して浜松・掛川方面へつながっています。

 これまで高速道路が遠く、信号だらけの国道23号しか頼れなかった愛知県南部エリア。工業地帯を抱えていながら、輸送車両は生活交通と混在して渋滞にはまり、輸送時間が読めないという課題もありました。

 岡崎市・一宮市に次ぐ大都市である豊橋市も東名・新東名アクセスに乏しいエリアで、名古屋方面へ行くには東名豊川ICまではるばる行くか、国道23号をひたすら走るか、いずれにしても果てしない道のりとなっていました。

 そのため「高速空白地帯」解消を図って整備されてきたのが名豊道路です。1970年代から計画され、少しずつ開通を迎えてきました。

 そして最後の最後まで「ブツ切れ」状態だった蒲郡バイパスの9.1km(蒲郡IC~豊川為当IC)がいよいよ今回開通することとなり、名古屋市内の名四バイパスを含めて、愛知~静岡が完全信号ゼロでつながるようになります。

 まさに「世紀の大事業」である名豊道路の悲願の全通に、担当する名四国道事務所もSNS上でカウントダウンを毎日行うなど、盛り上がりを見せています。

 3月3日には「あと5日」という投稿がされ、200件を超える「いいね」が集まっています。コメントでは「23号線の蒲郡界隈の混雑に悩まされていたのがついに!」「いよいよ、今週土曜日…」「いよいよですな!」など、期待の声が寄せられています。

 ちなみに名豊道路では同時に4車線化事業が進行中。現在は西尾市・幸田町・豊川市・豊橋市の複数工区で、調査設計や用地取得などが行われています。沿線自治体は全通だけでなく、早期の全線4車線化も国や県へ要望し続けています。

【画像】超便利!? これが「名豊道路」ルートと工事状況です(30枚以上)

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