レンタカーで「コッソリ喫煙」が大迷惑すぎる!? バレてないのは「自分だけ」の実態とは タバコは「嫌な臭い」という根本的事実
けしからん!「迷惑喫煙ドライバー」の実態
さて、喫煙率が年々低下しているとはいえ、周囲にはタバコを吸う人がいるはずです。

大半の喫煙者の方は、タバコを吸わない人だと臭いや煙が気になったりすることを理解してくれるので、気を使ってくれるケースがほとんどです。
しかし、タバコの灰や吸い殻を車内に残したくないのか、停止中に吸い殻を車外に投げ捨てたり、悪質なケースになると吸い殻ごと路上に捨てていくドライバーがいることも事実です。
サービスエリアなどでクルマが走り去ったあと、大量の吸い殻が残されていた…といった光景を見たことがあるかもしれません。
また、信号待ちなどで前方のクルマから少し開いた窓からタバコの臭いが後方のクルマに流れてくる、なんてこともしばしばあります。
トラブルの事例として予想外に多いのが「レンタカーおよび代車での喫煙問題」です。
喫煙率の低下や社会の意識変化を受けて、基本的には「レンタカーおよび代車は禁煙」です。東海道新幹線も、2024年3月16日に実施されたダイヤ改正より、車内は全面禁煙となりました。
新幹線の場合、乗り込んだら、駅を降りて喫煙ルームに行くまで、乗車中はずっとタバコを吸うことができません。我慢できずに、こっそりトイレや降車ドアの近くなどでタバコを吸う人もいます。
いっぽう、レンタカーなどの場合、密室度が高いというのもあり「喫煙がバレにくい」として、コッソリ吸う人も。
タバコの灰は外に捨てなきゃバレない・・・と思いきや、「タバコの臭い」はきっちり車内に残っています。
タバコを吸わない人は気づきにくいですが、「外でタバコを吸って」クルマに乗り込んでとしても、臭いはやっぱり残留するのです。
喫煙者が少数派となりつつあり、肩身が狭くなりつつあることは確かです。
その分、厳しい目が注がれることになるので、マナーをしっかりと守り「一服のひととき」を楽しみたいものです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。











