最新型「“和製”スーパーカー」公開! V12×MT搭載! ド迫力“野獣”デザインも超カッコいい「バリュープログレス ビースト」大阪に登場
バリュープログレスは、カスタムカーイベント「大阪オートメッセ2025」に、“和製スーパーカー”こと「ビースト」を出展しました。製作の狙いなどについて、担当者に話を聞きました。
福島県のカスタムメーカーが「ランボルギーニ」をベースに製作!
福島県田村市でカスタムカーの製造を手掛ける「バリュープログレス」は、2025年2月7日から9日にインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催されたカスタムカーイベント「大阪オートメッセ2025」に、“和製スーパーカー”こと「Beast(以下ビースト)」を出展し、来場者から多くの注目を集めていました。
ビースト製作時の苦労やこだわりなどについて、開発担当者に話を聞きました。

大阪オートメッセ2025会場には、多くの個性的なカスタムカーが出展されていましたが、その中でも独特なデザインとレッドのカラーリングでひと際注目を浴びていたのがビーストです。
このモデルのベースとなっているのは、ランボルギーニ「ディアブロ」です。
ディアブロは1990年から2001年まで製造されたイタリアのスーパーカーですが、ビーストはベースモデルのワイドでフラットなイメージから想像ができないようなボリューム感があります。
まさに名前の通りの“ビースト”(野獣)に仕上げられているといって間違いない仕上がりでしょう。
ボディ全体にカスタマイズが施されているため、筆者(くるまのニュースライターYOKOHAMA)はあくまでコンセプトカーとしての出展かと思っていました。
しかし製作担当者に話を聞くと、公道走行に必要な保安装置も装備されており、保安基準に適合できるように考慮したカスタマイズをおこなっているとのことでした。
ただし現時点ではインテリアはベース車両のままの状態なため、黒いフィルムをウインドウに貼ってあり、最終的には内装もオリジナル仕様に仕上げて完成させる予定だといいます。
もちろん展示された現状の状態でも自走できるといい、最終的にはナンバーを取得して公道を走ることを目指して製作していると話します。
和製スーパーカーというコンセプトのもと作られたビーストですが、ベース車両に日本車ではなくイタリア車を使用した理由についても伺いました。
「和製のスーパーカーといえば光岡自動車の『オロチ』があります。
このモデルは当初ホンダ「NSX」をベースにしたコンセプトカーからスタートし、市販版ではトヨタ製のV型6気筒エンジンが搭載されています。
ビーストは、そんなオロチを超えるクルマに仕上げたいという想いからから、V型12気筒+ミッドシップを採用したいと考えました。
しかし、残念ながら国産車にはV12+ミッドシップのモデルがないことから、ベースのフレームを使うならフェラーリかランボルギーニが良いということになったのです」
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