トヨタが「“新”ハイエース」発表で注文殺到! 専用“ハイパワーエンジン”×走りの専用サス採用! 新たな「スーパーGL DARK PRIME S」は“もう買えない”かも… 最新の納期は?
トヨタ「ハイエースバン」に特別仕様車「スーパーGL DARK PRIME S」が追加されました。どのようなクルマなのでしょうか。また、最新の納期はどうでしょうか。
すでに完売した店舗も!? ハイエースの「特別仕様」が凄かった
トヨタ「ハイエース バン」の特別仕様車である「スーパーGL DARK PRIME S(ダークプライムS)」が2025年2月7日に発売されました。
どのようなクルマなのでしょうか。最新の納期を含めて販売店にも聞いてみました。

1967年にデビューして以来、商用バン市場で圧倒的な支持を受け、まさに「商用バンの大定番」として支持を受けるハイエース。
とてつもなく頑丈で極めて信頼性の高い車体やパワートレインなど、日本のみならず全世界的にバンの代表車種に君臨しています。
そんなハイエースの現行型である「200系」のデビューは2004年8月23日。実は前回フルモデルチェンジされてからすでに20年以上経過している異例のロングセラーモデルなのです。
ただし、最新型では度重なる改良を受けて、先進運転支援システム「トヨタ セーフティ センス」を備えたほか、利便性や安全性能の向上を受け、今でも第一級の商用バンとしてラインナップされていることをみると、どれほど画期的なクルマなのかがわかります。
そして今回発売された特別仕様車スーパーGL DARK PRIME S(ダークプライムS)は、ハイエース200系型の誕生20周年を記念したモデルです。
ベースはバンの5人乗り仕様で、内外装やシートなどを乗用にも使える上級仕様にした「スーパーGL」。
特別仕様車の主な特徴としては、まず搭載される2.8リッターディーゼルターボエンジン「1GD-FTV型」の高出力化を実施。最高出力は151psから158psに、最大トルクも300Nmから330Nmに変更され、力強い走りを実現。
足回りには、しなやかな乗り心地をもたらす専用ショックアブソーバーを装備するサスペンションを採用しています。
エクステリアでは、クリアスモーク加飾を施したLEDヘッドランプや、加飾処理が施された専用のメッキパーツを随所にあしらい、上質感と精悍なイメージを演出。
インテリアはカーボン調の加飾を施したインストルメントパネル(アッパー部)やシフトノブ(本革&カーボン調加飾)の採用、フロント2座に専用刺繍ロゴがあしらわれたシートなど、乗るたびに特別感を感じられるようになっています。
その他、メーカーオプションとしてフロントドアスカッフプレート(200系型誕生20周年記念ロゴ入り)が用意されます。なおこのスカッフプレートは、特別仕様車だけでなく、通常のGLでも装着が可能です。
車両本体価格(消費税込)は2WDが420万円、4WDが450万1200円となっています。
特別仕様車としては珍しいパワー向上などが図られ、ハイエースバンの購入を検討していたユーザーにとっては魅力的な特別仕様車ですが、気になるのは納期です。
首都圏にあるトヨタディーラーA店のスタッフからは以下の情報が得られました。
「2月7日に発表があってから、多くのお客様にお問い合わせいただいていますね。やはり皆様が気になるのはご納期のようです。
ダークプライムSも販売店ごとに割り当てがあるようでして、当店は(2月23日時点で)あとわずか…といった状況なんです。
早ければ今週中には、もしかしたらそれ以前に枠が埋まってしまうかもしれません。仮に現時点でご注文いただいた場合、6月〜7月頃にご納車予定です」
また、別の首都圏のトヨタディーラーB店ではこんなコメントも。
「当店は郊外にあることもあり、お仕事でお使いになる方だけでなく、ご家族でキャンプを楽しまれるようなアウトドア好きの方がハイエースバンをお選びいただくことも多いです。
全高があることから、それなりに駐車場のスペースが必要で、置き場所の確保が大変ですが、当店は戸建てにお住まいのお客様が多く、その心配がいらないため人気があるんです。
その結果、思っていた以上に反響があり、発売開始から2週間ほどで当店では完売となってしまいました。他店ではまだ注文枠があるかもしれないので、もしご検討中であればお早めに問い合わせてみてください」
すでに完売しているほどの反響があったダークプライムS。無数に見かけるハイエースバンと並んでもさりげなく違いをアピールできることも魅力です。
もし購入を迷っているなら、早めに動いた方が良さそうです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。
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