最強のトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」登場! 「グイグイ加速する!?」 乗って心地よさ体感! PHEVの印象は?【試乗記】

いざ高級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」をさらに高級感高めた「PHEV」に試乗!

 実際にヴェルファイア(PHEV)で都内を走ってみると、発進はEVならではの滑らかな動きですが、それでいて遅いという不満はなく、まさに「ゆとり」という言葉がピッタリな印象です。

 また首都高などの合流時など中低速での加速は、2tを超える巨体とは思えない力強い加速感を味わえます。

 それでいて、バッテリーを床下に置いたことでの低重心化により、ボディのロールを減らしていることで、首都高の曲がりくねった道でも不安な車体の動きが感じられませんでした。

 さらに段差を乗り越えた際の底突きや振動も従来のガソリン車やハイブリッド車と足回りのバネを変えていることなどもあり、滑らかでより優しい印象です。

 ブレーキに関しても減速時の前のめりを軽減して、熟練ドライバーのように滑らかなブレーキを実現する機能が追加されたことで、俗にいう「カックンブレーキ」などの不快感は減りました。

従来のガソリン車・ハイブリッド車よりもプラグインハイブリッド車は、より上質に仕立てられている
従来のガソリン車・ハイブリッド車よりもプラグインハイブリッド車は、より上質に仕立てられている

 また音に関しては、ハイブリッドモードなどエンジンを使う場面でも「モーターアシスタントを増やし、エンジン回転数の抑制」、「吸音材の追加」などにより車内にはほぼ聞こえてきません。

 バッテリーチャージモードでは、さすがにトヨタ車ならではのエンジン音は聞こえてきますが、他のトヨタ・レクサスのPHEVよりは静粛性は高いのはさすがにアルヴェルだと言えるポイントでした。

 なおバッテリー容量は、最近のトヨタ・レクサスのPHEVと同じく18.1kWh。

 EVモードでの走行距離はカタログ値で73kmとなり、ショーファーカーとして使う分にはほぼEVで走ることが出来そうです。

 なおEVモードでも勾配のきつい上り坂などモーター出力だけで足らないとクルマが判断した場合にはエンジンが始動してハイブリッド車として走行します。

アルヴェルPHEVでは普通充電と急速充電が搭載されている
アルヴェルPHEVでは普通充電と急速充電が搭載されている

※ ※ ※

 今回、新たに追加されたアルヴェルのPHEVは、2025年1月31日に発売され、すでに好調な販売状況だと言います。

 大半は想定の法人が多いと言いますが、個人で購入されているケースも。

 価格はアルファードが1065万円、ヴェルファイアが1085万円と1000万円の大台に乗ってきます。

 ただ見た目では、外装が専用のバッチとホイールのみ、内装でも木目ハンドルとスエード天井などの違いとなり、ガソリン車・ハイブリッド車と目で見た差別化はほぼありませんが、乗るとその価値は体感できます。

 見た目での変化点が少ない理由について開発陣は「あくまでパワートレインが違うということで、大きく変えてはいません」と話していました。

【画像】超かっこいい! 真っ黒×4人乗り「アルファード」 画像を見る!(30枚以上)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: くるまのニュース編集部

【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。

1 2

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー