三菱「新デリカ」発表! 5年ぶり顔面刷新&新エンジン搭載! 迫力顔がイイ「コンパクトミニバン」称する「D:2」登場

三菱自動車工業は2025年2月13日、「デリカD:2」と「デリカD:2カスタム」の改良モデルを発表しました。どのような変更点があるのでしょうか。

大刷新! デリカD:2の一部改良モデルを発表

 2025年2月13日、三菱自動車工業(以下、三菱)はコンパクトミニバン「デリカD:2」、「デリカD:2カスタム」を一部改良したことを発表しました。

新モデル何が変わった?
新モデル何が変わった?

 三菱のデリカD:2は、2011年に初代モデルが登場し、スズキの小型ハイトワゴン「ソリオ」のOEM車として展開されてきました。

 コンパクトながらも広い室内空間と高い利便性を兼ね備えたモデルとして人気を集めています。

 現行モデルは3代目にあたり、2020年12月にフルモデルチェンジされました。その後、2023年6月には一部改良が実施され、安全装備の強化や利便性の向上が図られました。

 今回の改良では、デザイン・装備・パワートレインの各方面でアップデートが行われました。

 パワートレインは刷新され、スズキ「スイフト」に搭載されている新開発1.2リッター3気筒エンジン(Z12E型)とモーター付き発電機(ISG)を組み合わせたマイルドハイブリッドにCVTを採用し、燃費性能と走行性能の両立を実現しました。駆動方式は2WDまたは4WDが選択できます。

 エクステリアでは、デリカD:2にメッキ加飾を横方向に広げた新フロントグリルを採用し、端正で伸びやかな印象に仕上げました。

 デリカD:2カスタムでは、メッキとブラックの加飾を組み合わせた立体的なフロントグリルを採用し、より力強く上質なデザインへと進化しました。

 インテリアでは、デリカD:2がインパネオーナメントのカラーをアイボリーからブラウンに変更し、落ち着いた雰囲気を演出しました。デリカD:2カスタムは、エアコンサイドルーバーガーニッシュとドアガーニッシュをチタンシルバーに変更し、上質感を向上させました。

 安全機能に関しては、「デュアルセンサーブレーキサポートII」や車線維持支援機能を全車標準装備しました。さらに、停止保持機能付きアダプティブクルーズコントロールやブラインドスポットモニターを搭載し、より高い安全性能を確保しています。

 ボディカラーの選択肢も拡充され、デリカD:2には新たに2トーンカラーの「ピュアホワイトパール/ミネラルグレーメタリック2トーンルーフ」が追加され、全7色展開となりました。デリカD:2カスタムには「キャラバンアイボリーパールメタリック」や「プレミアムシルバーメタリック/ミネラルグレーメタリック2トーンルーフ」などが追加され、全8色展開となりました。

 今回の改良モデルの車両価格(消費税込み)は、210万1000〜269万8300円で、発表と同日の2025年2月13日から販売が開始されました。

 三菱は今回の発表で“一部改良”と伝えていますが、“マイナーチェンジ”に相当する大規模な改良と言っていいでしょう。

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Writer: 佐藤 亨

自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

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