トヨタ「クラウンスポーツ」“極小エンブレム”なぜリアに装着? 500円玉くらいの「T」マークが斬新すぎる! 一体どんなもの?

トヨタ「クラウンシリーズ」の主力モデル「クラウンスポーツ」は、リアに斬新なエンブレムを装着しています。一体どのようなものなのでしょうか。

500円玉くらいのめちゃ小さいトヨタエンブレムとは?

 16代目トヨタ「クラウン」は、従来からある「クラウンセダン」に加え、「クラウンクロスオーバー」「クラウンスポーツ」「クラウンエステート」といった3つのSUVを設定します。
 
 2022年9月にクラウンクロスオーバー、2023年10月にクラウンスポーツ、同年11月にクラウンセダンが発売され、2025年には4つ目のクラウンエステートがいよいよ登場する見込みです。

クラウンスポーツの「トヨタエンブレム」一体どこにある?
クラウンスポーツの「トヨタエンブレム」一体どこにある?

 すでに販売中のクラウンシリーズのうち、最も販売台数が多いのはクラウンスポーツです。2024年は約3万5700台を登録し、主力モデルとなっています。

 クラウンスポーツは「エモーショナルで創造的な雰囲気を持ち、乗り降りや運転のしやすいパッケージと共に、俊敏でスポーティな走りが楽しめる、新しいカタチのスポーツSUV」をコンセプトとして開発されました。

 パワートレインは2.5リッターのハイブリッド車と同プラグインハイブリッド車が設定され、駆動方式は全車4WD(E-Four)です。

 ボディサイズは全長4710mm×全幅1880mm×全高1560mm、ホイールベース2770mmと、クラウンシリーズのなかではもっとも全長が短く設定され、スポーティで躍動感のある外観デザインが特徴です。

 グラマラスでありながらシャープなスタイリングとしたほか、精悍な「ハンマーヘッド」デザインを採用。上下2段のLEDライト(デイライト&ウインカー)がスタイリッシュかつワイドなフロントマスクを備えました。

 リアは、横一文字のテールランプを備えるほかのクラウンシリーズとは異なり、左右に分割されたリアコンビネーションランプを装着。

 ワイドかつ踏ん張り感のあるデザインを実現したほか、テールゲートガーニッシュには「CROWN」のロゴを備え、スポーティさとプレミアム感を両立したデザインとなっています。

 そんなクラウンスポーツのリアビューでは、トヨタ車に装着される「T」をデザインしたエンブレムが見当たりません。

 実は、左右のリアコンビネーションランプをつなげるブラックのガーニッシュ内に“極小サイズ”となって装着されているのですが、注意して探さないと見つけられないかもしれません。

 500円玉ほどの小さなトヨタエンブレムですが、クラウンスポーツのデザイナーによると、「ガーニッシュ内にトヨタエンブレムを収めることになり、デザインを考慮した結果、トヨタ最小のエンブレムを採用することになった」といいます。

 なお、この斬新な極小サイズのトヨタエンブレムをリアに装着しているのはクラウンスポーツのみで、ほかのクラウンシリーズは通常サイズのトヨタエンブレムとなっています

※ ※ ※

 新型クラウンスポーツの価格(消費税込)は、ハイブリッド車が590万円、プラグインハイブリッド車が765万円に設定されます。

 また、マット塗装を施した特別仕様車「SPORT RS “THE LIMITED-MATTE METAL”(ザ リミテッド マット メタル)」も設定されており、こちらはプラグインハイブリッド車のみで820万円です。

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Writer: くるまのニュース編集部

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