グランツーリスモ世界王者が参戦! レース数も配信チャンネルも増加…2025年のスーパーフォーミュラはスゴいぞ!
グランツーリスモ世界王者「イゴール」選手の活躍に大注目!
プレスカンファレンスでは、レースの模様を伝える放送チャンネルがさらに増えることも明らかになりました。これまで配信を行ってきたJ SPORTSとABEMA、そしてJRPが運営するSFgoに加えて、DAZNとFODでも全セッションのライブ配信をすることが決定。より多くのファンがライブ配信を見られるようになるとともに、新たなスーパーフォーミュラファンを獲得することにもつながりそうです。

JRPでは、スーパーフォーミュラを世界最高峰の「ヒューマンモータースポーツ」と位置づけ、スーパーフォーミュラに関わるドライバーやチームなどの「人」を映し出すことによって、その魅力をさらに伝えていきたいと言います。これまでスーパーフォーミュラを応援してきたコアなファンに満足してもらうのはもちろん、さまざまな施策によって“ライトなファン”を増やす取り組みをさらに推進していきたいとのことでした。
近藤氏は「昨年はスーパーフォーミュラとして過去最高の21万人を動員し、前々年比で来場者は2.2倍、ファミリーの来場者は4.4倍となりました。今年は、レースフォーマットの進化やファンへ向けたさまざまな施策を通して、それ以上の記録更新を目指していきます」と意気込みを語りました。
今回のプレスカンファレンス前には、グランツーリスモ世界大会優勝者であるイゴール・オオムラ・フラガ選手によるグランツーリスモ上の鈴鹿サーキットでのデモランも披露されました。タイムアタックで昨年の阪口晴南選手のポールタイムを1秒以上上回るタイムを記録し、会場を湧かせたイゴール選手は、今年のスーパーフォーミュラに参戦。新たな風を吹かせてくれそうです。
上野氏は「スーパーフォーミュラに参戦するドライバーは、どのカテゴリーのレースでも通用すると考えています。テストには、今シーズンからF1レギュラードライバーとなるオリバー・ベアマンやアンドレア・キミ・アントネッリが参加表明をしてくれて、スーパーフォーミュラが彼らにも興味を持ってもらえるカテゴリーになったことは素直にうれしいと感じました。
さらに今年はグランツーリスモの世界チャンピオンであるイゴール選手がシートを獲得したことで、スーパーフォーミュラがより一層進化していくと感じています。イゴール選手はスーパーフォーミュラのマシンを実車より先にグランツーリスモで走らせたこともありましたし、今後もポリフォニー・デジタルさんのお力を借りながらこの競技を育てていければと考えています。今シーズンは、さまざまな新しい施策も考えていますので、さらなるファンが生まれることを期待しています」と語りました。
2025年シーズン、さらに全方位で進化しそうなスーパーフォーミュラ。面白い施策や新しい取り組みもグッと増え、さらなる盛り上がりをみせてくれそうです。
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