グランツーリスモ世界王者が参戦! レース数も配信チャンネルも増加…2025年のスーパーフォーミュラはスゴいぞ!

2025年2月10日、日本レースプロモーションは、グランツーリスモの開発会社であるポリフォニー・デジタルのスタジオにて、2025年度スーパーフォーミュラのプレスカンファレンスをおこないました。

2025スーパーフォーミュラは新規ファン獲得に海外マーケティングも強化

 2025年2月10日、日本レースプロモーション(JRP)は、グランツーリスモの開発会社であるポリフォニー・デジタルのスタジオ(東京都江東区)にて、2025年全日本スーパーフォーミュラ選手権の開催概要や新たなマーケティング施策などを発表するプレスカンファレンスをおこないました。

 プレスカンファレンスには、JRP会長であり、KONDO RACINGの監督でもある近藤真彦氏と、JRP社長である上野禎久氏が登壇し、昨年の振り返りと2025年シーズンに向けた施策を語りました。

さらにパワーアップした2025年のスーパーフォーミュラがスゴい!
さらにパワーアップした2025年のスーパーフォーミュラがスゴい!

 近年、JRPでは、レースのレギュレーションを変更するなど、スーパーフォーミュラに関心を持ってもらい、ファンになってもらうための施策を積極的に展開しています。今回のプレスカンファレンスでは、2025年のスーパーフォーミュラでそれらをさらに拡大しようという強い思いが感じられました。

 まず2025年のシーズンは、レース数が昨年比で3レース増加し、7大会12レースとなります。また、7大会中5大会は土曜日と日曜日にそれぞれ予選と決勝が行われる2レース制となり、観客も多くのレースを楽しめるようになります。順位に応じたFIAスーパーライセンスポイントも増加し、F2やインディとはいかないまでも、フォーミュラEやWECなどと同等のポイントを獲得できるようになり、F1などさらなるステップアップを目指すドライバーにとって、さらに魅力的なレースとなります。

 今シーズンのスーパーフォーミュラには、13チーム22人のドライバーがエントリー。そのうち新人ドライバーは6人で、ルーキーの中には海外のドライバーが4人含まれており、国内だけではなく海外からも注目が集まりそうです。JRPはこれによって海外マーケティングも強化していきたいとのことでした。

 レースフォーマットも変更され、2レース制の日曜日はレース距離を約185kmとし、ピットウインドウの制約がなくなりました。2レース制の土曜日は、レース距離が約165kmとなり、これまで同様にピットウインドウは10周となります。日曜のレースはチームによる戦略の幅がさらに広がることになりそうです。

 金曜日のフリー走行は、これまでの90分1本から60分2本へと変更となり、マシンセットアップの時間を多く取れるようになって、各チームがより良いコンディションでレースに臨むことが期待できます。一方でJRPは、レース現場の労働環境も考慮。ピットエリア内の立ち入り制限を行って作業時間を定めることで、深夜までメカニックやエンジニアらが作業し続けることがないようにし、働きやすい環境づくりも行うと宣言しました。

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