全長3.4m以下! スズキの軽ワゴン「スペーシアギア」6年ぶり刷新! 発売から約5ヶ月の反響は? ミニバンから乗り換える人も!? 購入ポイントはどこ?

初代は2018年12月に登場し、2024年9月に約6年ぶりのフルモデルチェンジを果たしたスズキ「スペーシアギア」。発売から約5ヶ月経ったなかでどのような反響があるのでしょうか。

スズキの軽SUV!? スペーシアギアにはどんな反響ある?

 スズキは2024年9月20日、新型「スペーシアギア」を発売しました。

 発売から5ヶ月ほど経過していますが、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

SUV風の軽ワゴンとして新たに発売された「スペーシアギア」
SUV風の軽ワゴンとして新たに発売された「スペーシアギア」

 スペーシアギアは、スズキの軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」をベースに、SUVテイストを加えたモデルです。

 初代は2018年12月に登場し、2024年9月に約6年ぶりのフルモデルチェンジを果たしました。

 通常のスペーシアは、広い室内空間と使い勝手の良い両側スライドドアを特徴とする軽スーパーハイトワゴンです。

 ポップで親しみやすいデザインが特徴で、ファミリー層を中心に幅広いユーザーから支持を受けています。

 スペーシアギアは、このスペーシアにさらにSUVテイストを加えることで、ファミリー層を狙いつつアウトドア志向のユーザーにも訴求力を高めました。

 新型スペーシアギアは、「アウトドアライフに欠かせないアクティブ軽ハイトワゴン」をコンセプトに開発され、専用のデザインや装備が充実しています。

 エクステリアでは、丸目のLEDヘッドランプやメッキブロックのフロントグリルを採用。スズキの軽SUV「ジムニー」を思わせる武骨さと可愛らしさを融合させたデザインとなっています。

 また、フロントとリアのスキッドプレートや、サイドアンダーガーニッシュに多角形ブロックのグラフィックを施すなど、SUVらしい力強さを表現。荷物の積載に便利なルーフレールも装備され、アウトドアに適しています。

 インテリアでは、シート表皮に山の稜線や歯車、タイヤ跡などをイメージしたパターンを施し、遊び心を演出しています。

 ビッグオープントレーガーニッシュやインパネボックスにはカーキグリーンを採用し、ツールボックスのような丈夫な印象です。

 また、スペーシア ギア専用装備として濡れたまま乗っても汚れにくい撥水加工シート、砂や泥汚れにも強い防汚タイプラゲッジフロアを採用。アウトドアで汚れたまま乗車することも想定されています。

 後席には「マルチユースフラップ」を搭載。フラップの位置や角度を調整することで、オットマンモード、レッグサポートモード、荷物ストッパーモードの3つのモードを選択可能で、快適な乗車や安定した積載ができます。

 さらに、冬の寒い日にも快適な運転をサポートするステアリングヒーターを標準装備しており季節を問わず普段使いできるモデルです。

 グレードはパワートレイン別に、660ccの自然吸気エンジンを搭載した「HYBRID XZ
」と吸気VVTターボエンジンを搭載した「HYBRID XZ ターボ」を設定。

 全車にマイルドハイブリッドシステムを搭載しているほか、トランスミッションはCVTが組み合わされ、駆動方式は2WDと4WDから選択可能です。

 安全装備としては、「デュアルセンサーブレーキサポートII」を標準装備。さらにアダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能・停止保持機能付き)や車線維持支援機能も採用されています。

 そんなスペーシアギアですが、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。関東圏のスズキ販売店担当者は次のように話します。

「撥水加工シートやプラスチック製で拭きやすい座席背面はギアの専用装備です。

 そのため、『子供の習い事で汚れたユニフォームや鞄を載せるのに便利』と小さなお子様がいるファミリー層からの問い合わせが多い印象です。

 一方で子供が独立した家庭で、トヨタの『ヴォクシー』など他社のミニバンから乗り換えられるお客様も少なくありません。

 当店では納車は半年ほど先になる見込みです」

 関西圏のスズキ販売店担当者は次のように話します。

「やはりアウトドア向けに購入されるお客様が多くいらっしゃいます。

『特徴的なグリルを備えたジムニーのようなマスクがアウトドア映えする』とデザインを好まれるお客様が特に多い印象です。

 ハイト系ワゴンのため日常使いするお客様の他にも、アウトドア用と割り切ってセカンドカーとして購入されるお客様も少なくありません。

 またアウトドアでは高速道路で長距離運転することも想定されるため、グレードはHYBRID XZ ターボが人気となっています。

 当店では納車には2ヶ月半ほどかかる見込みです」

※ ※ ※

 価格はグレードや駆動方式により異なりますが、195万2500円から215万7100円(税込)となります。

 アウトドア志向の軽自動車を検討しているユーザーにとって、魅力的な選択肢となるのではないでしょうか。

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2件のコメント

  1. 僕はMK53S(先代)ギアに乗ってますが、先日車検で代車が新型スペーシアカスタムでした。乗り心地や運転のしやすさ、自然さについてほとんど全ての要素で明らかに良くなっていたのにはちょっと驚きました。何よりマイルドハイブリッドシステムがとてもナチュラル。モーターとエンジンの繋がり方が抜群に良くなっています。モーターの音もかなり静かになって、停止、エンジンOFF、ブレーキ離して→モーター→エンジン、の一連の動きが滑らか、モーター音はほとんど無くなり、フルモデルチェンジの意味合いがちゃんと伝わります。サスペンションも良くなっていて、乗り心地のゴツゴツ感が軽減されました。新型ギアにも反映されていますから、日常使いから遊びまで好きなように使い倒せる1台だと思います。全席のダッシュボードまわりも改善され使いやすくなっています。ギアの撥水シートはメッチャいいですよ!ジョイも悪くはないのですが、本気度やデザイン、性能等のバランスはギアが格段に上ですね。

  2. フィリピンで購入出来ますか

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