新宿~品川直結!?「環4」白金・高輪工区が詳細計画発表 「プラチナ通り」が1号線につながる! 完成イメージも明らかに
東京都は2025年2月に、港区内で計画が進められている「環状第4号線(白金台工区)」に関するオープンハウスを開催。そこでは、白金台~高輪台の詳細な整備イメージが新たに発表されています。
東京の環状道路の未開通区間
東京都は2025年2月に、港区内で計画が進められている「環状第4号線(白金台工区)」に関するオープンハウスを開催。
そこでは、白金台~高輪台の詳細な整備イメージが新たに発表されています。

環状第4号線は、戦後すぐから計画された、都内の「8つの環状道路」のひとつです。
港区港南三丁目を起点に、白金台~国立競技場~西早稲田~本駒込~日暮里から江東区新砂三丁目までをぐるりとつなぎます。
西半分はまだまだ未開通の「ブツ切れ」部分が多く、文京区の目白台周辺や、新宿区の富久町周辺など、工事が本格化していない区間が複数あります。
そのなかで、港区内にあるのが白金台~高輪台~品川の区間です。
「外苑西通り」「プラチナ通り」の延長線上で、目黒通りの白金台駅前で突き当たりになって終わっているのを、そのまま東へ伸ばします。全体幅員は25mで、4車線の車道と、歩道・自動車通行帯が両側に確保されます。
今回オープンハウスが開催されたのは、白金台から高輪台駅前(国道1号)までの1270mの区間です。その先は品川駅をまたぐ陸橋とともに、すでに工事が最盛期を迎えています。
オープンハウスでは、完成形を見据えた詳細な平面図と、完成イメージ図が披露されました。この区間は武蔵野台地の天端を走るため、アップダウンはほとんどありません。崖から出ないルートを取り、カーブがゆるやかに3か所あるのみです。中央分離帯には遮音壁が設置され、走行音の波及が最小限に抑えられます。
白金台から約200mは、上下線で高さや勾配が別々になる特殊な構造です。同様の構造は、恵比寿の明治通りなどでも見られます。
今後は、まずは用地確保がメインとなります。この区間が完成すれば、いよいよ品川の臨海部から新宿駅方面が一本の道でつながることとなり、明治通りに代わるネットワークが実現することとなります。
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