なぜ「タイヤ」の“価格改定”相次ぐ? 「8%高騰」の商品も! どのブランドが対象? 購入するならいつが良いのか
2025年2月から4月にかけて、複数のタイヤメーカー・ブランドで価格改定が実施及び予定されています。一体どのくらい価格が変わるのでしょうか。
タイヤの価格改定相次ぐ
昨今様々な物が値上げしており家計への負担も増しています。そうした価格改定の波がタイヤ市場にも押し寄せています。
実際、2025年2月から4月にかけてタイヤメーカー各社が相次いで価格改定を発表しています。

現時点で価格改定を発表しているタイヤメーカーは、日本ミシュランタイヤ、ピレリジャパン、コンチネンタルタイヤ・ジャパン、住友ゴム工業の4社です。
●2月1日:日本ミシュランタイヤ
最も早く価格改定を実施するのは日本ミシュランタイヤで、2月1日から「ミシュラン」「BFグッドリッチ」などの国内市販用タイヤ。
対象は乗用車、二輪車、トラック、バス向けの夏用・冬用タイヤ、およびチューブ・フラップで、値上げ幅は商品によって異なるものの、平均5%から8%程度となる見込みです。
●3月1日:ピレリジャパン、コンチネンタルタイヤ・ジャパン
3月1日には、ピレリジャパンとコンチネンタルタイヤ・ジャパンが価格改定を実施します。
ピレリジャパンは、全製品カテゴリーとブランドラインを対象に、平均5%の値上げを予定。
乗用車やSUV向けの夏用・オールシーズンタイヤ、モータースポーツタイヤ、二輪車・スクーター用タイヤは3月1日から、乗用車・SUV向けの冬用タイヤは7月1日から価格が変更されます。
コンチネンタルタイヤ・ジャパンは、「コンチネンタル」ブランドの乗用車・トラック用タイヤのほか、「バイキング」「キズラベッド」「ゼネラルタイヤ」などのグループブランドを含む国内市販用タイヤの価格を引き上げます。
値上げ率は平均5%、夏用・オールシーズンタイヤは3月1日から、冬用タイヤは7月1日から価格が改定されます。
●4月1日:住友ゴム工業(ダンロップ・ファルケン)
最後に、4月1日からは住友ゴム工業が展開する「ダンロップ」「ファルケン」などの国内市販用タイヤの価格改定が実施されます。
値上げ率は、トラック・バス・農業機械用タイヤが平均8%、乗用車用タイヤが平均6%とされており、特に商業用車両を運行する事業者への影響が懸念されています。
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