「あなたに速度違反の通知書が届きました」 出頭したらすぐ免停? 電話で違反速度教えてくれる? 出頭しないとどうなる? 警察の回答はいかに
スピード違反をした際、後日自宅に速度違反の通知書が届くことがあります。もし届いたらどうすれば良いのでしょうか。
「あなたに速度違反の通知書が届きました」 どうなるの?
クルマを運転している上で気をつけたいのが「交通ルール」です。なかでもスピード違反(速度超過)は、事故になれば周囲への影響は計り知れません。
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では基本的にはあり得ないですが、もし「速度違反自動取締装置」を光らせてしまってそのまま走り過ぎたらどうなってしまうのでしょうか。
![「あなたに速度違反の通知書が届きました」 どうなるの? mits / PIXTA(ピクスタ)](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2025/12/20241213_POLICE.jpg?v=1734082507)
警察庁が公表している「道路交通法違反の取締り状況」の統計によると、2023年中のスピード違反取り締まりの件数は88万8500件で、一時不停止の違反に2番目に多い件数となっています。
このように数ある違反行為のなかでも多いスピード違反ですが、取り締まり方法には大きく分けて3つの方法が存在します。
ひとつめは速度違反自動取締装置(通称:オービス)による取り締まりです。
中央分離帯または歩道上に設置され、 レーダまたはレーザーにより、走行車両の速度を測定し、自動的に違 反車両を撮影記録する装置です。
固定式オービス、持ち運びが可能な移動式オービス、そしてその中間の半固定式によってスピード違反の車両を検挙します。
速度違反自動取締装置は、その名のとおり一定の速度以上で走る車両を自動で写真撮影し、記録化することが可能で、違反車両のナンバー、車種、ドライバーの表情などを詳細に記録しています。
警察はオービスで記録された情報をもとに交通違反者の捜査をおこない、後日違反者に対して出頭要請をします。
ふたつめは、定置式の取り締まりです。
これは、道路脇などに速度計測器を設置して通行する車両の速度を測るもので、警察官がスピード違反車両を停止させる方法です。
また、レーダーパトカーを道路脇などに配置し、レーダーで車両の速度を測ってスピード違反車両を追跡するのも定置式取り締まりに含まれます。
みっつめは追尾式の取り締まりです。
パトカーや白バイがスピード違反の疑いがある車両の後方を一定の間隔を空けて走行しながら速度を計測し、マイクで違反車両を停止させる方法です。
定置式と追尾式の取り締まりについては、通常、警察官が違反車両を停止させて切符を切ります。
このようにいくつかの取り締まり方法が存在しますが、その場で取り締まりを受けなかった場合に後日、自宅に「速度違反の通知書」が届くことがあります。
この内容で警察署への出頭を命じられた場合、どのように対応すれば良いのでしょうか。
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