もはやトヨタの「フェラーリ」!? 黄色いエンブレムが精悍ボディに「映える」! 激似「4ドアスーパーカー」に“寄せた”クラウンスポーツベースの「AEROOVER P639e」TASで初公開
新車の価格差も6倍以上!? 似てるようで全く違う2台の不思議な関係性
2モデルの気になる価格(消費税込み)は、クラウンスポーツはHEVモデルが590万円、PHEVモデルが765万円であるのに対し、プロサングエは4760万円からとなっており、こちらも6.2~8倍と大きな差となっています。
比べれば比べるほど全く違う2台であることが明確になった次第です。

2022年9月に発表されたプロサングエに対し、クラウンスポーツの発売は2023年10月というタイミング。
なかには「プロサングエをオマージュしてクラウンスポーツが作られた?」と誤解する人もいるかもしれませんが、実はそうではありません。
2022年7月に16代目クラウンシリーズが発表された際、4つのボディタイプのクロスオーバー、スポーツ、セダン、エステートは同時公開されています。
むしろクラウンスポーツの方が先にワールドプレミアされた訳で、ほぼ同時に生まれたモデルなのです。
現行クラウンは、これまで「いつかはクラウン」と言われていた日本風の高級セダン路線から脱したクラウンらしからぬクラウン。
プロサングエも、フェラーリ史上初の4ドア・4シーターモデルという、ある意味フェラーリらしからぬフェラーリです。
らしからぬ同士のクルマが、同じようなパッケージングの同じような雰囲気のモデルとなって令和の時代に登場したという偶然は、非常に興味深いところです。
そのような2台の雰囲気をさらに近づけ、スタイリッシュに仕上げたAERO OVER P639eは、TAS2025で開催された「東京国際カスタムカーコンテスト2025」で、ドレスアップSUV部門の優秀賞を受賞するなど、注目のカスタマイズカーとして認知が広がっています。
今後もしかしたら、街中でプロサングエだと思っていたら「実はクラウン」ということが増えるかもしれません。














































