「過積載ぜったいやめて!」 “異常な量”を積んだ「重量オーバーの迷惑トラック」を検挙! ドライバーも運送会社も“荷主”も「全員処罰です」 茨城県警が「取締強化」宣言
茨城県警は公式SNSで、貨物車による過積載の取り締まりを強化すると明らかにしました。
大迷惑な「過積載トラック」 事故リスク増大
茨城県警は2025年1月16日、公式SNSで貨物車による過積載の取り締まりを強化すると明らかにしました。
茨城県警ではこれまでも悪質な過積載車を検挙しており、2025年も引き続き街頭検査などを行っていくものとみられます。

過積載とは、貨物車それぞれに定められている「最大積載量」をオーバーした状態のことを指します。
荷台から荷物がボロボロこぼれてきそうな山積みの状態ではなくても、重たい積荷によってはちょっとの量でも十分に過積載になることがあります。
過積載の目安ですが、たとえば東京都は「一般的に土砂の最大積載量は、ほぼ荷台の高さです」としています。つまり、荷台より上に「土が盛り上がっている」時点で、すでに過積載の可能性が高いということです。
ではなぜ過積載は危険なのでしょうか。
まず、荷台から落ちてきそうな状態で積載するのは論外です。廃材などをいちどに全部持っていこうと、パズルのように荷物を組み合わせて積むトラックもありますが、揺れて落ちる危険があります。
そうすれば後ろのクルマにあたったり、交差点で歩行者に落ちてくれば大事故になります。
また大きく重たい荷物を積んでいると、その分ブレーキが効きづらくなります。これは物理の法則なので抗うことはできません。
全日本トラック協会の資料によると、80km/hで走行している10トントラックで正しく10トンを積んでいる場合の制動距離は、50.3mです。
対して、同じトラックで80%過積載の18トン積み状態では20m延長の70.3mと、トラック2台分、もしくは電車1両分も伸びてしまうのです。
そうすると万が一、人やクルマが飛び出してきたら、いつもどおりにブレーキが効かずに突っ込んでいくことになります。
突っ込んでいくエネルギーも、80%オーバーの質量に比例するので、相手がいた場合、その相手に与える損害も大きくなります。
このほかに、「最大積載量」という設計で想定した重さをオーバーしている状態という点でも非常に危険です。
運転時は、遠心力や横風で左右にふらついたりバランスを崩しやすくなって、横転したりするおそれもあります。
あるいは、トラック自体も荷台やシャシが耐えきれず、走行中に折れてしまい操縦不能になったり、車両故障して立ち往生する可能性もあります。
さらに、決まりを守って運転している人に対しても、迷惑をかけます。
例えば重さで道路を穴ぼこだらけにしたり、橋を痛めつけたり、重くて加速しないことから、アクセルを目一杯踏んで、周囲に排気ガスを撒き散らすようなことが起きます。トラックの燃費も著しく悪くなって、劣化を招くでしょう。
当然事故を起こせば、過積載だった点が非常に厳しく追求されるでしょう。
決まりを守らなかったことで多額の損害賠償が請求されるだけでなく、「あそこのトラック会社はルールを守らないところだ、うちからは運送を任せないようにしよう」と、社会的にも制裁を受けることになります。
さらに、こうした処分は過積載車を運行していたドライバーや運送会社だけにとどまりません。「この荷物を何時までに何処何処へ運べ」と依頼した“荷主”にも責任が追求されます。
何度も警告しているのに改善されない場合、数日から数年にわたってそのトラックを運転したり、運転させたりすることを禁ずる「使用制限処分」や、懲役または罰金刑が下ります。
しかし、過積載は依然として全国で非常に多く行われており、ブレーキが効かずに突っ込んだ事故や、踏切で立ち往生して電車と衝突した事故なども起きています。
これは荷主が非常に強い立場にあることも要因で、運送会社やドライバーたちが「過積載だからこの量は無理だなぁ」と正しい判断をしても、「仕事をくれてやっているのに、なぜできない」として報酬を下げたり、契約を打ち切るといったことがあるため、嫌々運ばざるを得ないということもあるのです。
なお、茨城県警では白バイや覆面パトカーを使って、過積載の可能性があるクルマを見つけては測定所に連れていったり、臨時で測定所を設けてその場で検挙しているほか、県と合同で荷主や荷物の行先などをチェック。特に産廃運搬に関しては目を光らせています。
茨城県警は「重量制限を守って、大切な命と道路を守りましょう!」と呼びかけています。
埼玉県の川口周辺とか蕨市周辺でこの手の過積載のトラックをよく見かけますね。解体業者の仕業なんですけどこちらでは外国人が経営する解体業者がこの手の違法な積み込みをやっていますね。後方を走っていると正直、迷惑というよりは「怖い」の一言。都会じゃ、日本人の経営する解体業者の場合まずこの手の過積載はやりません。何故なら大手の現場だと過積載の事実を確認した時点で永久出入り禁止処分を命じられるからです。
後、この写真は家屋解体の廃棄物のようですけど、道路の舗装工事で出る引き剥がしたアスファルトの廃棄も運び込んだ先の中間廃棄物処分場で入庫時に台貫という重量測定をやられます。過積載はその場で怒鳴られます。しかも受け入れを拒否されます。改善なき場合はこれも永久出入り禁止処分を受けます。
今は廃棄物処分場もマニュフェストという書類(産業廃棄物の管理票)を提出しないと受け入れてくれないので写真の過積載は不法投棄か?承知の上で不法な受け入れをしている処分場とお付き合いしているのでしょう。
因みに産業廃棄物不法処理の事実が通報され確認されると都道府県が業者に対して発行した産業廃棄物処理の許可は取消し処分を受けてしまいます。実際に大手業者でも許可取消し処分を受けた例はあります。
最後になりましたが、この茨城県警のSNSを通じた取締活動の報告は抑止力としても有効でしょう。今後は検挙した実際の写真も続けてポストしていただきたいものです。
私も昔、都内で大型ダンプの運転手をしていました。
その時、現場によっては、規定以上の残土を積まれてしまい、仕方なく運ばなければならない事が多々ありました。
都内は、警視庁の白バイが多く居て、何度か捕まってしまいました。
その際、運転手は多く積んでも何の得にもならないし、過積載なんてしたくない。
でも、現場で元請に積まれて仕方なく運ばなければならないんだ。
運転手ばかり虐めないで、積んだ人間を処分してくれと言っても、聴く耳を持たぬ人達ばかりで、憤りを感じていました。
なので、積んだ人間、積んだ会社に対して責任を追及するのは過積載根絶の大きな一歩だと嬉しいです。
自分が国家資格を取得し、自分でハンドルを握っている以上はその車両の責任は全てあなたにあります。貨物船の船長が転覆し沈没したのちに、荷物を積んだクレーンと業者が悪いと言えますか?それと同じことをあなたは言っています。すべての責任はあなたにあります。誰も聞く耳を持たない…当然でしょう。違反しているのはあなた自身ですから。ただ、運転席に座ってユンボが積みおわりの合図をだすのを待っているのではないですか?積載作業をしっかり監督していますか?それ以上積まれたら困ると進言するのもドライバーの仕事であり責任です。過積載、落下物は全てドライバーの責任です。甘ったれたことを言わないで下さい。過積載をなくすのは業者ではなくドライバー本人の意思です。これは乗用車とバイクもトラックもバスも同じです。すべての交通違反は故意犯です。
元大型ダンブの運転手さんに対して、王道な事を言われているけど、民間じゃ綺麗事が通じない相手なんて言うのは幾らでもいる。
ダンブの方が請負い人で立場が弱いから、幾ら正論を並べても聞く耳を持たないし、最悪の場合は会社として仕事も干される。まして一度無理やり積まれた荷を下ろすには、相手が納得させるか自分で重機を持ち込んで下ろすしかないでしょう。そんな事をしていたら民間会社なんて成立しない。
貴方が警察官であれば、綺麗事ばかりで問題の根源を断つ気ないようですね。
真に元大型ダンブのドライバーが原因を訴えているにもかかわらず無視する。そういう態度が警察への不信感や犯罪の撲滅に至らない原因ではありませんか?
綺麗事でこの世が全て巧くいくのなら何ら問題はないと思いますが、正しい事を覚えたばかり赤子の様な現実を汲み取れない、不感症人間ばかりでは、特に外国人の犯罪も増える現実において安全な生活が成立しません。
実際、埼玉県警は貴方が言うその原則さえ実行できていない。クルドなんて野放しじゃないですか。悪行の元を断つ気がなければ埼玉県警みたいになる。
他の県警で失敗例も出て来ているのに呑気に原理原則をドヤ顔で唱える。
今は他の省庁でさえ、市民の立場で考える事や効率化が進んで競いっている。
見てみなさい、似たような組織の体力がものをいう自衛隊でさえ人材不足で苦しんでいるのに可能な限り市民の視線で動いてくれている。
日本は性善説が崩壊しつつあり、外国人犯罪が増える一途、警察も人材不足、他の県警では警察機能が既に崩壊、であればどうするか?効率的に犯罪を減らすには元を根絶することではないのですか?
貴方がもし警察官であれば、職務怠慢以外の何ものでもない。反省するべきです。
すべての交通違反は故意犯です。したのコメントで業者が悪いとか言っていますが、積載作業をしっかり監督するのもドライバーの責任であり仕事です。国家資格を取得し、自分でハンドルを握って走っている以上、本人の責任です。貨物船の船長が転覆し沈没した後に積載作業を行った業者とクレーンが悪いといえますかね。運転席に座ってユンボが積むのを待っているだけではダメでしょう。落下物、過積載はドライバーの責任、これは乗用車もバスもトラックもバイクも軽トラも全て同じですね。聞く耳を持たないのは当然です。違反しているのはドライバー本人なのですから、警察官も容赦なく取り締まりをするでしょう。彼らも仕事ですからね。
元タイヤ設計者です。
耐久性に関して車体に関してしか記述がありませんが、タイヤも壊れます。
タイヤにはロードインデックス(荷重指数)が表示されています。
当然、タイヤの設計時には耐久性には余裕代を持って設計しきちんとテストもしていますが、日常的に過積載、ついでに車両のチェックもしていないので空気圧不足となると高速走行中に最悪バーストしても何ら不思議ではありません。
周りのクルマに危険を及ぼし、死亡事故の加害者になる可能性もあるので、絶対に止めて頂きたいです。
ほとんどクルド人でしょう。川口警察とグルなので減ることはない。