所要時間が「4分の1」に!? 東京西部の「すごい短絡トンネル」開通効果が発表 “つるつる温泉”直結の「梅ヶ谷トンネル」開通から約1年

東京都は2025年1月15日、西部地域をつなぐ「梅ヶ谷(うめがた)トンネル」の開通効果を発表しました。

青梅から日の出へ直結

 東京都は2025年1月15日、西部地域をつなぐ「梅ヶ谷(うめがた)トンネル」の開通効果を発表しました。

都道238号大久野青梅線「梅ヶ谷トンネル」の青梅市側坑口(画像:東京都)
都道238号大久野青梅線「梅ヶ谷トンネル」の青梅市側坑口(画像:東京都)

 梅ヶ谷トンネルは2024年3月15日に開通。急峻な山に阻まれた青梅市内と日の出町を最短距離でつなぐ、長さ1333mのトンネルです。

 トンネルを抜けると、近年話題の観光スポット「つるつる温泉」はすぐ先にあります。さらに日の出山や御岳山へのハイキングコースにもほど近い地点へ直結しています。

 これまでは武蔵五日市のあたりから延々と北西へ谷筋を登るルートしかなく、長大な「盲腸線」は回遊性でも緊急輸送路としても課題がありました。

 このトンネルが開通することで、両側地域の災害時の孤立化を防ぐとともに、接続する都道の迂回ルートとしての役割が期待されています。

 今回発表されたのは、開通6か月後の開通効果です。青梅側の梅ヶ谷峠入口交差点から日の出側の商業施設「肝要の里」までの所要時間は、これまで約20分だったのが、短絡トンネルのおかげでわずか約5分に短縮したとしています。

 交通量は日中12時間で約740台を記録しています。また地域住民からは、地域の防災性の向上や移動時間の短縮を実感する声も出ているといいます。

 梅ヶ谷トンネルは2015年に事業化。2021年にトンネルが貫通し、仕上げ工事を経て、約9年で完成を迎えました。

【画像】超便利!? これが東京の「梅ヶ谷トンネル」完成ルートです

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