トヨタ新型「RAV4」登場! タフさアップの「ウッドランド」が超カッコイイ! 米国向け「ワイルド仕様」国内導入はいつ!?
米国トヨタは2024年10月、「RAV4」の新たな2025年モデルを発表しました。日本にはないワイルドな仕様「ウッドランドエディション」も継続設定しましたが、今後国内への導入は実施されるのでしょうか。
発売後5年半が経過した現行型「RAV4」
トヨタの米国法人は2024年10月10日、「RAV4」の新たな2025年モデルを発売しました。
日本にはないワイルドな仕様「ウッドランドエディション」も継続設定しましたが、今後国内への導入は実施されるのでしょうか。
RAV4は、1994年に誕生して以来30年にわたって歴史を重ねてきたミドルクラスSUVです。
2019年5月に登場した現行型RAV4(5代目)はこれまで、3回の一部改良が実施されているものの、大きなマイナーチェンジなどは実施されることなく現在に至ります。
セールスは堅調で、軽を除いた新車の月間販売台数ランキングでは今も毎月20位台前半、平均3000台ほどをコンスタントに記録しています。
ボディサイズは、全長4600-4610mm×全幅1855-1865mm×全高1685-1690mm。
パワートレインは2リッター直列4気筒のガソリン車、2.5リッターのHEV(ハイブリッド車)とPHEV(プラグインハイブリッド車)の3タイプをラインナップします。
駆動方式は、デビュー時にはガソリン車とハイブリッド車のエントリーグレード「X」に2WD(FF/前輪駆動)が設定されていましたが、ほかはすべて4WDとなっています。
その4WDも、走破性と操縦安定性、燃費などに配慮した「ダイナミックトルクベクタリングAWD」をはじめとする3タイプの4WDシステムをパワートレインやラインナップごとに設定するなど、走りに対するこだわりも強いモデルです。
また国内のみならず、北米、欧州、豪州などと世界各国で販売されるグローバルモデルとしての側面も大きく、特に米国においては、2015年から2023年の8年連続でSUV販売台数No.1を記録するほどの安定した人気を博しています。
北米仕様は日本仕様と同じ、ガソリン・ハイブリッド・PHEVのパワートレインをラインナップしていますが、ガソリンモデルのパワートレインは日本仕様の直列4気筒2.0リッター&CVTではなく、直列4気筒2.5リッター&8速ATとなっています。
前述の通り北米において2025年モデルが発表されましたが、なかでも同市場で注目される仕様がオフロード志向を強化したウッドランドエディションです。
初登場したのは2022年5月発表の2023年モデルで、翌2024年モデル(2023年9月発表)からは新色で国内未導入の「アーミー グリーン」が追加設定されています。
悪路走行に強いファルケン製「ワイルドピーク オールテレイン」タイヤとブロンズカラーの18インチTRDアルミホイールが装着されるほか、TRDの調整機能付きのオフロードサスペンションを装備。
またブラッククロームのデュアルエキゾーストをはじめ、ドアハンドルやリアハッチガーニッシュ、ルーフレール・クロスバーなどの随所にブラックのアクセントを追加し、ワイルドさを強調しています。
ウッドランドエディションはハイブリッドモデルに設定され、米国の車両価格は3万5120ドル(約528万円)です。
※ ※ ※
国内においては、2024年11月28日に一部改良がおこなわれたばかりのRAV4。
ただしメーカーオプションの標準装備化やFFモデルの廃止といった小改良のみで、デザイン変更や新仕様の追加といった大きな改良は今回も行われませんでした。
その前の2022年10月におこなわれた一部改良では、オフロード志向の特別仕様車「 Adventure“OFFROAD package II”(アドベンチャー オフロード パッケージ2)」が設定されています。
ウッドランドエディションのようなワイルドな特別仕様車「オフロードパッケージ 3」(仮称)の追加導入にも期待したいところです。
またデビュー6年目となり、そろそろ大規模なマイナーチェンジもしくはフルモデルチェンジがおこなわれてもおかしくないタイミングともいえます。
2024年12月上旬現在、トヨタからのアナウンスは一切ありませんが、2025年も引き続きRAV4の動向から目が離せません。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。