日産の斬新「“3列7人乗り”ミニバン」がスゴイ! 全長“5m”級「めちゃ広ッ」空間&「ガバッと」大開口スライドドア採用! 静音モデルもある「エヴァリア」欧州モデルとは?
2024年12月時点での国内における日産ミニバンラインナップとして「セレナ」「エルグランド」が存在しています。しかし日産ではこれら以外のマルチな用途で使えるミニバンを欧州で展開しているのですが、一体どのようなクルマなのでしょうか。
超便利そう! もう1つの日産ミニバンとは?
広大な室内空間と利便性がユーザーの心を掴み、商用車から家族層を中心に人気を博しているミニバン。
日産に着目すると、2024年12月時点での国内ミニバンラインナップとして「セレナ」「エルグランド」が存在しています。
しかし日産では、これら以外のマルチな用途で使えるミニバンを欧州で展開しているのですが、一体どのようなクルマなのでしょうか。
そのクルマとは「エヴァリア」です。
同車は日産が欧州で展開する小型商用車「タウンスター」の一種で、ルノー「カングー」の兄弟車に位置づけられています。
タウンスターには商用バン仕様の「タウンスターバン」、乗用車仕様の「コンビ」や「ステーションワゴン」、そしてキャンピングカー仕様の「ヴェンタス」などといった様々なバリエーションを展開。
ほかにも標準仕様とロングホイールベース仕様(L2)があり、多様なニーズに応える設計です。
ボディサイズは全長4487-4911mm×全幅1860mm×全高1869mm、ホイールベース2716-3100mmで、L2仕様は標準ボディから全長が424mm、ホイールベースが384mm延長されています。
そのなかで「エヴァリア」は、特に仕事にもレジャーにも適したモデルとして登場しました。
L2仕様を基盤にしたこのクルマには、5人乗りと7人乗りの2つの設定が用意されています。
7人乗り仕様では、座席は2列目が6:4分割可倒式で、3列目のシートも前後スライドや取り外しが可能です。
ラゲッジスペースは通常時で500リットルを確保し、すべての座席を倒すことで最大奥行き3.5m、積載容量3750リットルを実現。
また大開口のスライドドアにより、後部座席へのアクセスもスムーズです。
パワートレインは2つ用意されており、ガソリンモデルには最高出力130ps・最大トルク240Nmの1.3リッターエンジンを搭載。
一方、EVモデルでは最高出力90kW(122ps)のモーターが採用され、最大トルク245Nmを発揮します。
搭載される45kWhのバッテリーにより、航続距離は265kmと実用性も十分です。
なお、日本国内でのエヴァリアの導入は未定となっていますが、汎用性と実用性を兼ね備えたモデルとして、欧州では多目的に利用できるファミリーカーとしての評価を得ていることから、日本市場での日産ミニバンラインナップ拡充のために、導入を希望する声も寄せられています。
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