「自分の駐車枠に知らないクルマが。仕方なく道端に停めたら違反取られました。警察に腹立ちます」投稿に回答殺到!? 「違反でしょ」「先に連絡しろよ」の声も…誰が一体悪いのか
「感情だけでワガママゴネてるだけ」の声も…
さてこのように、しっかり警察に対し、根回しや言質を取る「能動的アクション」を取れる人は、結果的に今回のように違反を免れることができるようにも思われます。

それに関しても、他のコメントでは投稿者に対して「対処しないなんて、あなたが勝手に決めただけじゃありませんか」「何もせずに帰っていった?もうちょっと強く言っていいと思うよ」「先に通報すればよかったですねー」「人任せかよ」「月極駐車場ならそこの管理者へ、アパートならアパートの管理者へ連絡して対応すべき」
「毎回連絡しましょう、当たり前の事ですが、警察より指示を仰いで下さい。他者が使っているが、どうすればいいのか?等」という声も。
あるユーザーは「あなたは自分が取り締まられた感情だけでワガママゴネテルだけにしか見えません。法治国家に於いては警察権限は法律の許される範囲でしか行動できません」と回答。
「どうせ対応何もしないだろ、こちらも何も考えずに適当にやればいいわ。あー違反取られた。警察ムカつく」というのは、流れるままに受け身で人生を送って、何か嫌な体験があれば相手のせいにする態度だと指摘しています。
社会というのは、必ずしも「何か自分がいらぬ行動をするから、痛い目に遭う。何もしなければ、何も起こらない」という単純な世界ではありません。「何にもしないことで、勝手に状況が悪化して、痛い目に遭う」ということも往々にしてあります。
悲しいかな、「自分から強いアクションを起こせる人間ほど、不利益を逃れるチャンスが大きい。怠惰な性格で、後付けで他人を恨んでも、自分の不利益は厳然としてそこにある」というのが社会でもあります。
法律に自分の人生のセキュリティを100%甘えるのではなく、自分のセキュリティはある程度自力で勝ち取っていくことも、人生に対する自己責任のひとつかもしれません。
とはいえ「放置車両」に対して迅速かつ簡便な対応が難しいとして、法律の不備が指摘されているのも、また課題となっています。そもそも「そこに正当な権利を持つ人が、不当に不便な思いをしている」のは事実ですので、それを救う法制度を求める機運と、それを受け止める立法の両方が求められていくこととなります。
Writer: くるまのニュース編集部
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