トヨタ新型「“7人乗り”バン」がスゴイ! 斬新「大口顔化」で超人気に!? 全長4.4mの“ちょうどいいサイズ”もある「プロエース“シティ”」がポーランドで好調

トヨタのポーランド法人は2024年11月8日、新型「プロエースシティ」の立ち上がりが好調であることを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

トヨタ新型「“7人乗り”バン」が超好調!

 トヨタのポーランド法人は2024年11月8日、新型LCV(ライト・コマーシャル・ビークル・小型商用車)「プロエースシティ」の立ち上がりが好調であることを発表しました。

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 ポーランドの自動車市場は年間販売台数40万〜50万台規模で、日本の10分の1程度。シェアトップは長らくフォルクスワーゲングループのシュコダでしたが、近年は代わってトヨタがその座に君臨しています。

 トヨタは商用車市場でも存在感を発揮すべく、「プロエース」シリーズの販売をアフターサービスと合わせて強化しており、今年1〜10月の販売台数は前年同期比6%増となる9532台を記録。そのうち最も売れているのがシリーズ最小モデルのプロエースシティで、前同期比16.2%増の5596台を記録しました。

 プロエースシティは、シトロエンやプジョー、フィアットなどを傘下にするステランティスグループが設計・生産した車両をトヨタの販売網で展開する、いわゆるOEM(相手先ブランドによる生産)車です。

 ポーランドにプロエースシティが導入されたのは2019年で、2023年暮れに大幅な改良を受けました。新型の特徴はまずフロントまわりのデザインです。

 ヘッドライト間のアッパーグリルをなくす一方で、ロアグリルを台形型に大型化。安定感のある、スッキリとした印象になりました。

 車内はインパネが10インチタッチスクリーンの設定を中心に再設計され、メーターは液晶化。ステアリングも新デザインのものに変更されています。

 シート配置および乗車定員は、1列2人乗り、1列3人乗り、2列5人乗り、3列7名乗り。乗用仕様のヴァーソは2列シートおよび3列シートを独立タイプにすることも可能。シートアレンジで、荷物の量や乗員の数に合わせた最適な空間をつくりだせます。

 ボディサイズは全長4403mm(ロングは4753mm)×全幅1848mm×全高1860mm。パワーユニットは1.2リッターガソリン、1.5リッターディーゼル、モーターの3種類を設定。価格は8万2992ズウォティ(約310万円)からです。

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