2024年11月16日から17日、Aichi Sky Expo（愛知県常滑市）で開催されたカーイベント「FIELDSTYLE EXPO 2024」では、さまざまなアウトドア関連の用品・サービス、そしてアウトドアユースにマッチするオフロード車やキャンピングカーなどが登場しました。
　
　なかでも今回注目するのは、ゴードンミラーモータースが開発した「GMLVAN V-02」。本イベントが初展示となるこの車両について、詳しくチェックしてみましょう。

　オートバックスセブンが展開するガレージライフスタイルブランド「GORDON MILLER（ゴードンミラー）」。

　ゴードンミラーモータースはその車両レーベルであり、これまでもトヨタ「ハイエース」をベースに内外装をカスタマイズした「GMLVAN V-01」などさまざまなモデルをリリースしてきました。

　今回展示していたのは最新のGMLVANシリーズとなるGMLVAN V-02で、2024年11月13日に購入受付を開始したばかりのニューモデル。イベントなどで展示するのは今回が初めてとなるそうです。

　ベースになっているのは、日産が1970年代から生産している商用バンシリーズ「キャラバン」です。

　現行型は2012年登場の5代目で、当初は「NV350キャラバン」と名乗っていましたが、2021年のマイナーチェンジを機に、従来同様のキャラバン名に戻されています。

　さまざまなボディタイプがありますが、GMLVAN V-02のサイズは全長4695mm×全幅1695mm×全高1990mmで、4ナンバー規格に収まります。

　外観は、ヘッドライトを丸目に仕上げたフロントフェイスが目に付きます。ボディカラーはホワイトで、ほかにステルスグレーも選択可能です。

　屋根一杯に広がっている大型のルーフラックもタフな雰囲気を盛り立てています。

　また、天然木（アカシア）をふんだんに使用した内装も見どころです。

　GMLVAN V-01同様の2層荷室構造を採用するほか、ベッドモードやテーブルモードなど多彩なシートアレンジも可能です。

　会場のスタッフは「内装はシンプルにすることで、広々と見えるようにしている」と説明します。

　コンプリートカーとして展開しており、価格（消費税込み）は2リッターガソリン・2WD車が636万9000円、2.4リッターディーゼルターボ・4WD車が727万1000円となっています。

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　会場でも多くの人から注目を集めていたGMLVAN V-02。スタッフによれば「最近ではハイエースの生産が遅れていることもあって、GMLVAN V-01の代わりに見に来られた人も多かった」とのことです。