レクサスが新型「ES」世界初公開! デザイン刷新&物理ボタン廃止!? 一文字ライト採用でよりスタイリッシュに! 中国・広州ショーで披露
レクサスは広州モーターショー2024にて、ミドルクラスセダン「ES」のマイナーチェンジを発表しました。
レクサス、ミドルセダン「ES」のマイナーチェンジを中国で発表 広州モーターショー2024
2024年11月15日に開幕した広州モーターショー2024にて、レクサスはミドルクラスセダン「ES」のマイナーチェンジを発表しました。
いったいどのようなクルマなのでしょうか。
レクサスの「ES」は1989年の登場以来、フラッグシップセダン「LS」よりも手の届きやすいエントリーモデルとして長きにわたって愛され続けてきました。
トヨタのセダン「カムリ」をベースとする前輪駆動(FF)の設計は広々とした室内空間を実現し、高級セダンにふさわしい快適な移動をもたらします。
現在販売されているモデルは2018年に登場した7代目モデルとなります。
10代目カムリと同じく「GA-Kプラットフォーム」を採用しており、全体的なシルエットもよりスポーティでワイドな印象へと変化しました。
中国ではM20A-FKS型2リッター直列4気筒エンジンを搭載する「ES 200」、A25A-FKS型2.5リッター直列4気筒エンジンを搭載する「ES 260」、そして同じA25Aを搭載するハイブリッドモデルで「ES 300h」の3種類が設定されています。
そんな中、レクサスは2024年11月15日に開幕した広州モーターショー2024にてESのマイナーチェンジを発表しました。
新しくなったレクサス ESは内外装ともに進化し、より進化したレクサスのフィロソフィーを体現しています。
フロントではデイライトが「Z」を描くようなデザインへと刷新、グリルは上部がボディ同色となり、LBXやTXで採用されている「ユニファイドスピンドル」と既存のスピンドルグリルを融合させた印象を感じさせます。
リアでは新たに左右一体型のテールライトを採用しただけでなく、エンブレムはレクサスのCIマークから「LEXUS」の文字エンブレムへとアップデート。
この2つの要素はここ2、3年の間で登場した2代目NXや5代目RX、4代目LXなどでも見られる要素となっており、ESもフルモデルチェンジとは行かずとも、細かいデザイン要素をアップデートすることで新鮮さを保っている印象です。
また、インテリアではセンターディスプレイが12.3インチから14インチへと拡大され、エアコンやオーディオを調整できる円形ディスプレイ付きのダイヤルを採用しています。
これまで設定されていたエアコン操作用の物理ボタンはすべて廃止され、ディスプレイ上でのタッチ操作へと集約された形です。
これ以外にも、中国のカスタマーが特に重視するインフォテインメント機能においては音声認識機能を強化することで、より快適な運転体験を実現しています。
ボディの寸法や搭載エンジンは以前のモデルと同一になります。
ただ、今回のマイナーチェンジでは2.5リッターエンジンを搭載するES 260が含まれておらず、ラインナップはES 200とES 300hの2つのみとなります。
新たに生まれ変わったレクサス ESのグレードと販売価格は単一グレードのES 200が29万9900元(邦貨換算:約648.5万円)。
ES 300hが3グレード展開でそれぞれ37万9900元(約821.5万円)、43万6900元(約944.8万円)、48万8900元(約1057.2万円)となります。
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広州モーターショー2024にてレクサスはES以外にも、フラッグシップSUV「LX」のハイブリッドモデル「LX 700h」を発表しました。
レクサスは2035年までにグローバルでBEVの販売割合を100%にすると目指しており、世界の電動化を牽引する中国市場での今後の動向に注目が集まります。
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