日産が新型「セレナ」発売! ミニバン初のスゴい4WD×地上高アップでパワフルな走りを実現! 「e-4ORCE車」361万円から
日産「セレナe-POWER」の4WDが追加設定されました。「e-4ORCE」と呼ばれる電動四輪制御技術を搭載するモデルですが、どのような特徴があるのでしょうか。
「セレナe-POWER」に待望の“四駆”設定!
日産は2024年11月14日、ミニバン「セレナ」に電動4WD「e-4ORCE(イーフォース)」を追加設定し、発売しました。
セレナは1991年に「バネットセレナ」として登場したミドルサイズのミニバンです。
扱いやすいサイズに両側スライドドアや3列シートを備えたことによる使い勝手の良さが評価され、ファミリー層を中心に支持されています。
現行モデルは2022年11月にフルモデルチェンジした6代目。内外装デザインの一新や先進運転支援「プロパイロット」の機能向上を図ったほか、パワーユニットに2リッターガソリンモデルに加えて、1.4リッターエンジン+モーターの第2世代「e-POWER」のハイブリッドを採用するなど、燃費や走行性能の向上を図りました。
セレナのグレードラインナップは、標準モデルの「セレナ」とエアログレードの「ハイウェイスター」、高速道路の同一車線走行時にハンズオフ可能な「プロパイロット2.0」を搭載する最上級モデル「ルキシオン」を用意。
そのほか、プレミアムスポーティな専用内外装を備えたカスタムモデルの「AUTECH(オーテック)」、車中泊が可能なベッドキットを搭載した2列シート仕様の「マルチベッド」など、豊富なバリエーションを誇ります。
直近では、2024年9月9日に新色追加が行われ、「クリスタルブラウン」「クリスタルブラウン/利休ルーフ」、「クリスタルブラウン/利休ルーフ・フード」を設定。さらにガソリン車は価格の値下げが実施される改良が実施されました。
そして今回、e-POWER車に日産独自の電動四輪制御技術「e-4ORCE」を搭載した4WDモデルが新設定され、さらに充実したラインナップとなっています。
このe-4ORCEは「アリア」や「エクストレイル」といった電動車に搭載されている技術ですが、ミニバンに採用されるのは初めて。セレナ e-4ORCEでは、フロントに120kW・315Nmのモーター、リアに60kW・195Nmのモーターをそれぞれ搭載。
滑りやすい路面だけでなく力強い加速やカーブでも安定した走りを実現するほか、専用の「SNOW」モードが追加され、雪道での安定感を高めました。
また、前後輪の最適な駆動コントロールによって、カーブや減速時の車両姿勢の変化も抑制され、乗員の頭の動きなどを減らすことができ、車酔いの低減にもつながるといいます。
加えて、リアフロアやリアサスペンションを新設計し、モーターの配置などを最適なレイアウトとすることで、2WDモデル同等の室内空間を確保。最低地上高は通常の135mmから150mmへとアップさせたことで、走破性能の向上も図っています。
なお、e-4ORCE車に8人乗りの設定はなく、全車7人乗りです。また、最上級グレレードのルキシオンは2WDのみで、e-4ORCE車は用意されません。
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セレナ e-4ORCEの価格(消費税込)は361万4600円から408万8700円です。
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