マツダ「ロードスター」買うなら絶対に“MT”がイイ? マイチェンでさらに進化した「ND型」“ベストな仕様”ってどんなもの?
現行となる4代目マツダ「ロードスター(ND型)」が登場してから早9年。フルモデルチェンジの噂も聞こえていますが、現行モデルは着実に進化・深化しています。熟成が進むロードスターは、今こそ狙うべきモデルなのかもしれません。
いま「ロードスター」買うならどんな仕様がベスト?
世界的に大きな影響を与えた国産車はいくつかありますが、そのなかでも特別な輝きを放っているのがマツダ「ロードスター」です。
1960年代に流行した「ライトウェイトスポーツカー」を現代に甦らせたロードスターは、1989年に登場した初代モデルが大ヒットしたことを受け、世界各国の有力メーカーがこぞって「ロードスターもどき」を発売。
それらのモデルは早々と姿を消したのに対し、本家のロードスターは4代目(ND型・現行型)へと進化を続けています。
そんな現行ロードスターも2015年のデビューから9年が経過し、そろそろ次期モデルの噂も出ていますが、しかしマツダは2024年にビッグマイナーチェンジを実施するなど進化と深化の手を緩めていません。
熟成が進むロードスターの魅力とはどのようなところにあるのでしょうか。
現行ロードスター最大の魅力は「魂動デザイン」を取り入れつつ、初代(NA型)のようなコンパクトさと軽量化を実現させた美しいデザインに集約されています。
次期ロードスターは電動化されるとの噂も流れていますが、純ガソリンのロードスターはND型が最後かもしれないと思うと、今のうちに購入すべきといえそうです。
さらに、次期型ではライトウェイトがどこまで守られるかも不明で、実際、2022年に特別仕様モデルとして登場した軽量バージョン「990S」は人気モデルになったにもかかわらず、ビッグマイナーチェンジで廃止されています。
またロードスターの魅力でもある「MTを駆使する楽しみ」が徐々に薄れているのも事実。タルガトップ採用のクーペ仕様「RF」などはATが主流になっているとされています。
もちろん「AT限定免許」が主流の現代ではMTにこだわるのは懐古主義と言われそうですが、そもそものコンセプトが懐古主義なのですから、できればクラッチペダルがあるMT操作の醍醐味を最後まで味わいたいと願うファンが多いのではないでしょうか。
では、完成型とも言える現行ロードスターを購入するのであれば、どのような仕様がベストなのでしょうか。
神奈川県のスポーツカー専門店スタッフのN氏によると、やはり6速MTであることが望ましく、さらにブレンボ社製ブレーキ&17インチBBSホイールがセットになるメーカーオプションもつけたいところだといいます。
「このご時世でロードスターを選ぶのであれば、とことん走りにこだわった仕様が好ましいと思います。
本来であれば990Sのような軽量モデルがいいのですが、最終型とも言える現行モデルは、どのモデルも運転支援システムを導入しながらも『人馬一体』を体感できます。
ガソリンエンジンならではのエキゾーストとMT操作の組み合わせを、存分に楽しめるでしょう」
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クーペモデルであるRFもやはりMTが好ましいようですが、こちらはATでも十分とのこと。
カラーに対する人気差はあまりなく、RFの方はBOSEのサウンドシステムなど装備を充実させたモデルの人気です。
ソフトトップのロードスターはシンプルでも十分楽しめるので、自分の欲しい装備があるグレードをチョイスすればいいでしょう。
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