スズキを牽引する代表的世界戦略車「スイフト」

多彩なパワートレインを用意した「スイフト」

多種多様な個性を持つパワートレインを選択可能に

 現行の「スイフト」では多彩なパワートレインも注目です。

 すべてガソリンエンジンですが、1.2L直4(91ps/118Nm)を基準に、ISG(モーター機能付き発電機)を組み合わせて発進時などの負荷の大きい時にモーターアシストが働くマイルドハイブリッド(JC08モード燃費:27.4km/L<最良値>)と、MGU(駆動用モーター)とAGS(オートギヤシフト)を組み合わせてモーター単独での走行も可能とするハイブリッド(JC08モード燃費:32.0km/L<最良値>)を用意しています。

 そのほかにも「RSt」というグレードには、1.0L直3ターボ(JC08モード燃費:20.0km/L<最良値>)を搭載。排気量は996ccと少ないですが、ターボによる過給で最高出力は102ps、最大トルクは150Nmを発揮し、欧州仕込みのサスペンションやタイヤと合わせて、決して侮れない実力を誇ります。

見れば見るほど所有欲が湧いてくる工夫が随所に見られる

 メカニズム方面での進化が目立つ一方で、内外装も進化しています。
まずエクステリアでは、大胆かつ躍動感のあるスタイルとするためにフェンダーの張り出し感を強調したほかフロントグリルの開口面積を拡大。後席用ドアハンドルをCピラーに配置することでボディラインの凹凸を滑らかにし、磨き上げた宝石のような美しさを醸し出しています。

ナビゲーションパネルやエアコンパネルを運転席側に5度傾けて配置

 インテリアは、ナビゲーションパネルやエアコンパネルを運転席側に5度傾けたほか、スポーティーなD型ステアリングホイールやホールド性と高い質感を両立したフロントシートなどで、よりコックピット感を強調し、内外装とも、先代よりもドライバーの所有欲を満たすための工夫が凝らされているのが特徴です。

 グレードは、1.2L直4を搭載する「XG」「XL」「RS」(134万3520円〜174万8520円)、マイルドハイブリッドの「HYBRID ML」「HYBRID RS」(162万5400円〜184万5720円)、ハイブリッドの「HYBRID SG」「HYBRID SL」(166万8600円〜194万9400円)、そして1.0L直3ターボを搭載する「RSt」(170万4240円)と多彩。「XG」を除いて、単眼カメラとレーダーを用いて事故を防ぐ「デュアルセンサーブレーキサポート」が標準装備(もしくはオプション設定)されています。

 競合車としては、ハイブリッドを新たに追加したトヨタ「ヴィッツ」やセンタータンクレイアウトがもたらす広々空間が魅力のホンダ「フィット」を筆頭に、所有欲を掻き立てるデザインや走りが魅力のマツダ「デミオ」が挙げられます。

【了】

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