なぜ外国人は「ホテルの住所」で免許取得? 学科は超簡単で優遇しすぎ? 「外免切替」で試験場には長蛇の列も…! 何が起こってる? 一部試験場では対応に変化も
連日のように外国人による事故の報道があります。なぜ外国人が簡単に運転できる環境が存在するのでしょうか。その要因のひとつに「外国免許切替」というルールが存在しました。そうしたなかで府中運転免許試験場の対応に動きがありました。
日本の免許が欲しい外国人殺到…ついに「府中試験場」が予約制に。
ここ最近、話題となっているのが外国人が比較的簡単に「日本の運転免許証を取得できる「外国免許切替(以下、外免切替)」の問題。
日本滞在中のホテルの住所でも手続きができるようですが、ここにきて少し変化があるようです。
くるまのニュースでは2024年10月16日に『外国人が「ホテルの住所」で免許取得、なぜ? いま話題の「外国免許切替」とは』という記事を出しました。
それ以降、フジテレビ「イット」でも外免切替の問題点が放送されたことで、SNSにおいても大きな話題になりました。
外免切替(がいめんきりかえ)とは、外国免許から日本の運転免許へ切り替える制度のことです。
2023年春にコロナが明けて以降、「外免切替を使えば日本の運転免許証が意外と簡単に取得できる」という事実が日本を訪れる外国人の間でじわじわと拡散されてきました。
宿泊先のホテルを「一時帰国(滞在)先」として認めたり、在留資格がなくても観光ビザで申請を可能にしたり、2024年6月に学科試験を受けられる言語が大幅に拡大されたことも人気になっている理由と言えるでしょう。
そして、「日本の免許証が欲しい!」という外国人が首都圏や関西圏の試験場を中心に多く集まるようになりました。
特に人気なのは東京・府中や東京・鮫洲の試験場です。
人気の理由は東京は府中、鮫洲、江東いずれも「先着順」で書類審査&学科試験が受けられるからです。
横浜・二俣川をはじめ首都圏の試験場ではそのほとんどが「予約制」で、二俣川では現在のところ、書類審査&学科試験の予約ができるのは2025年2月中旬以降となり、約4か月待つ必要があります。
学科試験に合格して技能試験の予約までさらに1-2か月が必要なので最初に予約して外免切替が終わるまでは早くても6か月かかるとされています。
これに対して東京の試験場は1日に受けられる人数に制限(40~50名)はあるものの、早くから並んでいれば確実にその日に学科試験合格までたどり着けるとあって、人気が集中していました。
ちなみに江東は府中や鮫洲と違って、知識確認(学科試験)と技能確認を免除する国など29か国の免許を持っている人のみが手続きが可能となっているため、学科と技能の両方の試験に合格することが必須となる中国などは府中か鮫洲で受けることになります。
このような中、府中運転免許試験場では2024年10月28日(月曜)から、試験的に予約制による申請受付を開始することになりました。(鮫洲と江東では従来通り先着順での受付となります)
府中では10月28日から以下の時間帯で予約受付が始まります。
この期間は予約のみ受付ですが11月1日以降、予約をしていない人は府中での学科試験が受けられなくなります。
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●予約受付時間
・令和6年10月28日(月曜)から31日(木曜)までの間
午前9時00分から午後3時00分まで ※期間中は予約受付のみとなります。
・令和6年11月1日(金曜)以降平日のみ(土日祝休日、年末年始などは休み)
午後2時00分から午後4時00分までの間
●予約受付場所
府中運転免許試験場3階学科窓口
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身分証明書にも使われる運転免許証はホテルの住所でとれるなんて考えられません!そもそもジュネーブ条約にも入っていないし、交通ルールもマナーも違う国から来た一時訪問者に免許を発行する意味はどこにありますか?政府はいったい何を推進したいですか?!